小菅正夫のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
実際、この本をは映画かもしていますが・・・
この本を読む前に旭山動物園に行った身なので何も解らず・・・
この本を見て解ったことは、エキノコックスにやられてしまい、閉園まじかであった旭山動物園を飼育員みんなで案を出し、最後の挑戦をしたところはびっくりしました。
日本最北の動物園はそれまでワースト1というくらい入場者数がなかったが、改装しいつしか人口が多くて人気の高い上野動物園の入場者数を上回り、日本一の動物園になった。
現在は小菅園長ではなく坂東園長になっているが、前と同じ様にいろんな案を出して小菅園長が提案した行動展示という野を引き継いでいる。
いま思い返すと、「ペンギンが空を飛ぶ」こと -
Posted by ブクログ
動物園にいるような動物たちと、もし暮らすならどうすればいいか?ロマンあふれる素朴な疑問ですが、本の内容は至って真剣。入手方法や生活環境、食事やコミュニケーションの取り方など、旭山動物園の園長をされていた著者が真面目に紹介しています。
実際のところ、本当に「飼える」のか「飼えない」のかを示すマークが各動物のページで示されているのですが、ライオンやキリン、ペンギン、アザラシ、イルカにワニ、フラミンゴなんかにも「飼えます」のマークがついているのは驚きました。もちろん動物によって条件なんかもあるんですが、そうか、飼おうと思えば飼えるんだ…。
実際の飼育の際にあったエピソードや、それぞれの動物の生態につ -
Posted by ブクログ
ネタバレ旭山動物園園長の手による、閉園の危機から日本一の動物園に躍進するまでの取組みの紹介や、社会において動物園が担うべき役割への提言。
実例や学識に基づいた内容で、豆知識としても面白いしすごく説得力もあります。
以下、印象に残ったところを箇条書き。
・動物園の4つの役割=レクリエーション、教育、自然保護、調査・研究
・不遇の時期に熟慮してこそ、予算を与えられたときに実行動として効果を発揮する
・老い、死を伝える、悲劇的なことを隠さない
・自分が人間であることを再確認する場所
以下、感じたことを箇条書き。
・リソースは限られていてもアイディアに限りはない。ありものの中でどう実現するか/チャンスが巡っ -
Posted by ブクログ
いま振り返って不遇の時期に意味があるとしたら、お金はなかったけれど動物園についてじっくりと考える時期が与えられていたということだと思う。
アイデアも熟成させる時間が必要だ。一度考えたアイデアを土台にしてそこに新しい考えを各自が持ち寄って再度練り直す。
動物の側にたって考える。
やることがあったほうが何かしら楽しい。やることがあり、その目的が達成されることが幸福感につながる。やることがない状態ほど辛いことはないはずだ。
死を伝える
老いを隠さない
私達人間の命も人間という入れ物の中にたまたま入っているだけ。だから命に優劣はない。
動物園に珍獣はいらないのと同じように組織にも飛び抜けた人 -
Posted by ブクログ
<感想>
本書は「良い経営の教科書」というレビューがあったので手にとりました。
日本で一番有名な動物園の経営とあり期待していたのですが、目新しい発見はなく「良い経営の教科書」とはなりませんでした。
ただ、それは「良い経営」とは「新しいことを実践する」のではなく、「当たり前の理論をいかに実践するか」ということの表れのようにも思います。
経営の教科書としてではなく、動物園のドキュメンタリとしてなら良い本だと思います。
<要点>
■まず「動物園は何をするところなのか」といった度づ仏縁の存在意義の確認から始めた
■飼育係が飼育だけをするのではなく、入園者に語りかけてみる(ワンポイントガイドなど) -
Posted by ブクログ
「旭山動物園」の何がすごいのか、ただのつぶれかけた動物園がいかにして人気動物園になったのかといったことを、園長が様々なエピソードを交えて紹介している。動物園の役割、意義、歴史についても述べられている。
「旭山動物園、驚異の復活には、ビジネスモデルの原点がある!」と裏表紙で紹介されており、ビジネス書としての側面を売りに出しているが、それよりも著者が語る動物園の理念、環境保護の必要性の方が印象に残った。動物園はリクリエーションの場だけではなく、「野生生物保護センター」として研究や教育の場でもあるということを一般の人がどのくらい理解しているだろうか。おれも一連の旭山動物園の本を読むまでは知らなか -
Posted by ブクログ
ネタバレ購入者:坂野(2008.1.30)返却(2009.2.17)
人が忘れていた事、動物たちはかけがえのない命の大切さを知っているのだと知りました。
貸出:堀本(2009.2.17)返却(2009.3.9)
命がわからない子供達が増えているというのはとても残念なことだと思います。ぜひこのような動物園を日本にもっと増やして、命を伝えていってほしいと思いました。
古野:貸出(09/5/25)返却(09/6/2)
動物を通じて体験された、「生命とは?」というのが伝わってくる一冊でした。
貸出:エゴ原(2009.10.26)返却(2009.11.24)
生命の大切さを後世に伝えるために、我々大人も学ばなけ