千地イチのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
表紙買い。奈良千春絵師のカラフルなイラストに目を奪われてしまいました。そして、実際に読み進めると、表紙イラストが的確に内容を表現していることに気付きました。
R&Bグループで活躍するミュージシャン×お絵かき教室の先生。
ドラマーでボーカルも担当する慎吾は、色彩を判別することができないせいでずっとモノクロの世界で生きてきたのですが、ある日カラフルな色彩を伴った街頭ポスターと運命の出会いをして。
ミュージシャンという憧れの世界と、望めば晴れがましい立場に身を置くことができるはずの才能豊かな画家のひっそりとした日常世界。
慎吾も武も、その中で不安を抱え続けたまま生きています。
そんな閉塞感に満ちた状態だった二人が運命的な出会いをすることによって、希望ある未来へと歩を踏み出していく様を描いたストーリーです。
二人の関係がどうなっていくのか興味津々になりながらも、あまり深刻になりすぎず、ハッピーな気持ちを維持したまま読むことができます。
二人の背負っているものはけっこうシビアなんですけどね…
でも、希望が見えるこんなポジティブな展開ってすてきです。
すんなり受け入れられたのは、多分ファンタジーな味付けが充分に利いていたからでしょうね。こんな奇跡があればと、思わず信じたくなってしまうほどでした。
エロ的ラブ的には、あまり萌えどころはないのですが、二人の関係がどこまで感化し合い、発展していくのか?という点では期待させられ、かなり引き込まれました。慎吾がとても好感が持てる、かわいい攻なんです。あちこちでキュンとさせられます。武も押し倒されそうになると隠していた関西弁がw
二人にもう少し色気があると、もっとよかったかも。
ミュージシャン、画家、フォトグラファー、などなどアートに関わる人物がてんこ盛りで登場するので、アーティスト好きにはたまらないでしょうね。
★の数は、エロ的に。ストーリーからいえば4つで。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ初読みの作家さんです。原宿のエッジーなサロンで仕事もおもしろくて和気あいあい過ごしてきたのに、青天の霹靂、銀座のリラクゼーション系サロンに異動になってしまった美容師の二戸島。そこで店長を勤めるのは、今をときめくカリスマ美容師、キラキラルックスにとろけるような微笑み、王子様の異名を持つ橋本すばるだった。何を隠そうこの橋本すばるは二戸島の高校時代の先輩で初チューの相手。忘れてしまいたい恥ずかしい過去の相手との思わぬ再会、キャラ的にもビジュアル的にも銀座にちっとも馴染めない自分、どうして自分はこの店に呼ばれてしまったのだろうと悶々と過ごす毎日。
肝心の橋本は、周りからは孤立してシニカルで冷たい印象だった高校時代のイメージを払拭して、今は気持ち悪いぐらいの豹変ぶり。けれども二戸島だけに対しては昔どおり冷たくて意地悪で、マイナス100度の氷の微笑み。
なんていうか、二戸島くんが素直ないい子で好感持てるし、全然つまんなくはないんですが、受と攻のポジションがどっちなのか、読んでてずーっとわかんなかったの私だけでしょうか…?
順当にいけば、イラストイメージ的にも後輩年下ワンコ×先輩キラキラ王子なのはわかるんだけど、このすばるときたら、ものすごい無邪気にドSなもんで…。
も、もしかして、ドS王子×子犬なのか…?と迷い始め、すばるのあまりにドSな攻めっぷりと二戸島くんのかわいい甘えたさんぶりに納得して読んでたんだけど、最終的にはエッやっぱそっち!?な展開なわけでして…
でも、すばるって受のくせしてものすんごい勢いで上とって攻めてたよね?そして二戸島くん、いいように翻弄されて泣かされてたよね?
ものすんごい攻めるドS受と受けてるとしか思えないヘタレ攻なお話でした。これ絶対に近々リバるんですよね? 絶対そうですよね?という読後感です。
こんな感想でスミマセン。つまんなくはないですよ?とフォローしときます。
ちなみにどうしてこのタイトルだったのかしらね。 -
Posted by ブクログ
表紙の絵が綺麗で表紙買いした本
堕落した生活を送っている美大生の小菅と、バイト先のデザイン事務所で誰とも口を聞かず目も合わせない不思議な男、ハコイチのお話
小菅くんがとにかく駄目男。殴りたくなるくらいの駄目っぷり
でもどこか憎めない、根っ子は優しい人なんだと
だからハコイチも小菅を選んだんだろうなぁ、と
それにしてもハコイチが聖人君子に見えるくらいの駄目っぷり
ハコイチはギャップ萌え
意外な過去があったり、喋らない理由もちょっと可愛かったり
でこぼこな2人が見ていて可愛い
ページ数も多くはないのでさくっと読める
ただ、個人的に最後までどっちが受けか攻めか分からなかった(笑)