古林海月のレビュー一覧

  • わたし、公僕でがんばってました。
    かつて公僕として従事した経験がある自分にとっては面白く読めました。世間様のご指摘通りの事も多いけど、知られてない辛い部分もあるんですよ、公務員って。
  • わたし、公僕でがんばってました。
    公務員ってのは楽な仕事ばっかりじゃないんだよ!というのを訴えたくて書かれたマンガです。
    ピックアップされた仕事内容・エピソードは、民間を見れば似たようなのが五万とあるのでしょうが、筆者はひとまず「公務員は全員楽して高給取り」というイメージを取り払いたいのでしょうから、そこはクリアできているのではない...続きを読む
  • わたし、公僕でがんばってました。
    いちよう自分も出先だけど…公僕…のはしくれ…。専門職だから、違う課の仕事はよくわからないのですが、これを読んで公務員の大変さが少し分かったような気がします。
  • わたし、公僕でがんばってました。
    「公僕」。読んで字のごとく、「公(おおやけ)」に司える「僕(しもべ)」。作者は元公務員。
     ちまたでは、安定度抜群とか、働かないなどとのイメージがあるけど、実体はどうか、というレポート的コミックエッセイ。
     私の職業柄(精神科医)、精神障害者は生活保護受給者が多いし、養育能力が乏しいため「子ども家庭...続きを読む
  • わたし、公僕でがんばってました。
    生活保護ケースワーカーさんの漫画としては「健康で文化的な〜」の方が有名ですが、中の人のリアルな声としてこちらも是非、手にとって頂きたいと思います。ちょっと古い本ですが。ケースワーカーとして心を病みかけたり、親しい同僚の件をきっかけに退職を決意した筆者の気持ち、自分に重なるところもありましたし、私達の...続きを読む
  • わたし、公僕でがんばってました。
    公務員とは、時間にゆとりがある職業である。
    そんな世間の固定観念にまったをかけるエッセイ漫画。

    人様に罵倒され、脅迫まがいの事をされ
    それでも仕事をしなければならない公務員。
    部署によっては大変、というのは知っていましたし
    生保の人達が多いのも知っていましたが…作中の
    47人もやってきて外国人登録...続きを読む
  • わたし、公僕でがんばってました。
    楽しく読めたが、もっと突っ込んで描いてくれてもいいように思う。

    マスコミが与える公務員バッシングは真面目な公務員もダメにしていることをこのような本でつたえていってほしい。
  • わたし、公僕でがんばってました。
    同じ公務員として「よくぞ書いてくれた」という思いが強い。
    しかし、イラストが硬く、内容もやや難しい。一番読んでほしい(理解してほしい)層には、書店で目に留まらないのではなかろうか。

    主題そのものは明確で、着眼点もよいと思う。もう少し、親しみやすい作品にして、公務員の実態を訴えてもらえるとありがたい...続きを読む
  • わたし、公僕でがんばってました。
    県庁職員をしていた著者の体験を元にした、コミックエッセイ。
    行旅人、無縁社会のことが印象的でした。公務員だったからこそ、分かる現実もあるんでしょうね。
  • わたし、公僕でがんばってました。
    自治体や部署は違えど、同じ公僕として共感できる部分が多い。
    自分が携わったことのない分野の仕事内容を知る事ができて、単純に面白いとも思う。