尾木蔵人のレビュー一覧

  • 決定版 インダストリー4.0―第4次産業革命の全貌

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    製造装置から生産管理へのアップロードは次のようなものです。
    ①製造装置の情報収集 センサ、MESといった機器から、工程管理へデータを上げる 膨大な種類があるので、すべての実装はできず、かつ、項目を限られる
    ②工程管理 収集したデータをそのままではみれないので、図表・グラフに可視化する。生産管理や原価情報など経営情報に有用なデータはさらに加工して、上位に送られる。
    ③生産管理 SAPなどのERPにて、生産情報として生産計画や、経営計画に反映される。

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    2021年04月02日
  • 決定版 インダストリー4.0―第4次産業革命の全貌

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    刊行は2015年。著者は日系シンクタンクの幹部兼ドイツの経済振興公社の日本代表。
    平たく言えば、インダストリー4.0はネットワークで情報を吸い上げ、コンピュータ・人工知能を活用して、最適な解を見つけ生産性や効率を上げるもの。アメリカ・ドイツをはじめ、海外各国は官民がコンソーシアムを組んで取り組んでいることを紹介。
    皮肉にもそのドイツでは今政権が混沌としており、経済も順調かと言われると疑問符がつく。今この取り組みはどう進んでいるいるのだろうか。積ん読して本を開いたのが5年後になってしまった。本にも賞味期限がある…

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    2020年02月22日
  • 決定版 インダストリー4.0―第4次産業革命の全貌

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    ネタバレ

    今、日本の製造業、SIビジネスの経営者がもっとも読むべき本の一冊。日本の真骨頂であるものづくりがこのあと100年間どういう風になるか左右する過渡期にあると感じた。
    ドイツでのインダストリー4.0、アメリカでのインダストリアル・インターネット、そして追随する中国、韓国、台湾、インド・・・。
    ドイツからもアメリカからもラブコールを貰いながら、何も応えられていない日本。政府任せにしていても埒が明かない。
    今が動くときであると痛感。

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    2016年05月05日
  • 決定版 インダストリー4.0―第4次産業革命の全貌

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    ネタバレ

    インダストリー4.0とは何か、どの国・企業が何を目指しているのか、その背景とは、日本としての対応は、といった基本的なことが、ど素人でも概観できた。
    IoT(モノのインターネット)、スマートカー(自動運転車)、ビッグデータなど耳にしたことがあることがらが、未来像としてのCPS(サイバー・フィジカル・システム)とそのプラットフォームとして現実的なイメージにできた。
    マス・カスタマイズに本当に向かうのか注目してみたい。
    16-2

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    2016年01月05日
  • 2030年の第4次産業革命―デジタル化する社会とビジネスの未来予測

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    さすがにUFJリサーチ&コンサルティング、背景から代表プレイヤーまでよくまとまっていると感じた。それほどのボリューム感はないが、読みやすくわかりやすい。導入書として、また代表プレイヤーの状況の確認としては最適かと感じた。

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    2021年03月19日
  • 2030年の第4次産業革命―デジタル化する社会とビジネスの未来予測

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    今後はモノからサービスのビジネスへと転換していく。このことは元々知っていたが、具体的なサービスはこの本を読み始めて知った。デジタルプラットフォーマーはこのまま進み、製造業はスマート製造等の第2のプラットフォーマーとなっていく。

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    2021年01月22日
  • 2030年の第4次産業革命―デジタル化する社会とビジネスの未来予測

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    サービス残業と融合する製造業

    素材
    製造業
    サービス
    スマイルカーブ

    高機能素材とプラットフォームビジネス
    米粒大の半導体など(ムーアの法則)日頃の仕事で出来ないことはまずあり得ない。不可能に近い技術が世界には溢れている。

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    2020年04月02日
  • 決定版 インダストリー4.0―第4次産業革命の全貌

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    IoT, AI, CPSといった概念・テクノロジーと
    主にドイツの国家戦略から狼煙をあげた「インダストリー4.0」。
    これまでのマスプロダクションから大きくパラダイムが変わるこのステージはなぜ起きたのか、どう変わっていくのか、そして技術立国を標榜する日本はどう向き合っていくべきなのか。
    コンパクトに必要な情報をまとめつつ将来への示唆も示した一冊。

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    2018年07月30日
  • 決定版 インダストリー4.0―第4次産業革命の全貌

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    これからの未来を考える時に参考にすべき本のうちのひとつ。
    ドイツを発端に盛んになったインダストリー4.0。これは世界中の工場をスマート化することが目標の動きだ。
    人工知能やIoTなどの技術が発達しており、どこの国もいち早くその技術を完成させようとしている。これからの国のパワーバランスにまで関わる産業の問題で、非常に世界が広くておもしろい。

    スマート工場が増えた時にどんな産業が必要になってくるのか、今のうちから考えることが大事。
    この本の中ではデータサイエンティストが来るとのこと。確かにビッグデータ内に蓄積されたデータをどのように読み解くかという部分は必要であるし、以前から私が思うのはデザイン

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    2016年05月21日
  • 決定版 インダストリー4.0―第4次産業革命の全貌

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    インダストリー4.0やインダストリアルインターネットの知識や歴史を学ぶのに最適。ソフトウェアの重要度が増してくる。

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    2015年12月08日
  • 2030年の第4次産業革命―デジタル化する社会とビジネスの未来予測

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    本書は2020年の出版、その後の技術革新、特に「生成AI」の進化と予測はこの本書には出ていない。この「生成AI」技術が急速に変化している世界で、何故か日本は大幅に立ち遅れた。その原因は本書にある「攻めと守りを分離した経営(破壊的イノベーション必須 )」がスムースに実現できなかった事だ、とある。古来日本の家電製品等は高額だが品質に拘り壊れないという信頼を勝ち取ったが、新たなイノベーションを導入する事なくレガシイーでも耐えてきた自負があることで諸外国に逆転されたと思う。今後日本のあるべき姿は経営者マインド(世代交代)に変化を持たせ大胆なイノべーションで高齢化・人工減少・労働力不足を解決、特に「生成

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    2025年02月02日
  • 決定版 インダストリー4.0―第4次産業革命の全貌

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    残念ながら日本の第4次産業革命は大きく遅れてる。今が産業革命期と気づいていない人も多い。政治がグタグタで経済がついていけない状況にある。このままだと日本は世界から大きくリードされる。AIを使ったビジネスモデルを再考する必要がある。とにかく今は底だと思う。

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    2024年05月19日
  • 決定版 インダストリー4.0―第4次産業革命の全貌

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    恥ずかしながらドイツが国を挙げて取組んでいることは知らなかった。
    本の内容は一通りの紹介程度で、革新的な提案などはない。
    結局「ノウハウの流出を恐れてオープンになりきれない」がずっと課題のまま進歩していないと感じる。オープンな方が絶対に進歩(技術にしても、働き方改革などにしても)は早いと思うが、、、難しい。
    ドイツが国単位で進めるように、ある程度束になる必要があるとは思う。日本なら自動車業界か。

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    2021年09月13日
  • 2030年の第4次産業革命―デジタル化する社会とビジネスの未来予測

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    モノづくりの革新から、製造業のサービス化や社会全体のデジタル化へ。世界的に進む「第4次産業革命」の今、そして未来を展望した書籍。

    現在、コンピューティングパワーを最も理解し、ビジネスモデルに取り入れているのが、グーグルやアップルなど、米国のトップIT企業。それをドイツ、中国が追っている。

    第4次産業革命を実現するテクノロジーとコンセプトは、次のようなもの。
    ・加速する処理能力:
    コンピュータの処理能力は過去40年で7.64億倍になり、さらに伸び続けている。

    ・スマートダスト(考えるホコリ):
    半導体の微細化により、今後、コンピュータやセンサーは目に見えるかどうかの大きさになって、周囲に張

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    2021年07月27日
  • 2030年の第4次産業革命―デジタル化する社会とビジネスの未来予測

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    「世界一高齢化が進む日本において、労働者不足の課題を克服することは、世界の課題を克服することであり、第四次産業革命のデジタルテクノロジーを使って課題を克服できれば、それは日本の将来の輸出産業として花開く可能性があります。」

    全くその通りだと思った。

    やっぱ人が足りないことを移民や定年延長で対応するのは違うでしょ。財源が、、なんて馬鹿げたことをいつまでも言ってないで、今こそ国が予算を投じて日本のテクノロジーの未来や教育に投資すべきであると思う。

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    2021年03月12日
  • 2030年の第4次産業革命―デジタル化する社会とビジネスの未来予測

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    ネタバレ

    2016年
    ドイツのロボットメーカーKUKAが中国 美的(ミデア)に買収される。
     ソフトやAIは対象外。
    バリューチェーンのスマイルカーブ
     部素材、サービスに付加価値、製造の付加は低下

    スーパーコンピュータの演算速度
     40年前の8億倍速い
     スマートダスト 見えないコンピュータ

    第二次産業革命:大型発電所  ;GE
    第四次産業革命:データセンター;GAFA

    AIは道具
     データとセットで価値

    マスカスタマイゼーション
     カスタマイズでも大量生産と同じコスト
     デジタル技術で実現
      サイバーフィジカルシステム
       部品情報をデジタルで提供
     
    シーメンス
     2007年、UGS買

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    2021年05月04日
  • 決定版 インダストリー4.0―第4次産業革命の全貌

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    ・第1次産業革命:水力蒸気機関を活用した機械製造設備の導入
    ・第2次産業革命:大量生産の始まり。分業化された労働および電力の利用
    ・第3次産業革命:エレクトロニクス・IT技術の活用による自動生産の促進
    ・第4次産業革命:CPS(Cyber Physical System)の活用

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    2019年11月24日
  • 決定版 インダストリー4.0―第4次産業革命の全貌

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    ネタバレ

    テクノロジー進化でとにかくいろんなものがつながりまくるし、一元管理可能になるし、データサイエンティストが必要になるし、より創造的な仕事が求められるようになるし、今なんとかリーダーシップ取りに行かないとヤバいらしい。

    人工知能進化で自動運転や同時翻訳が可能になるらしい。
    如何に知財を守りながらモノづくりの観点で入っていけるかと。
    センサー、ドローンで今まで以上のサービス提供が可能になった。
    ウェアラブルバンド欲しい。

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    2015年11月03日