京井良彦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ソーシャルメディア時代の広告コミュニケーションについて分かりやすくまとめた一冊。
知っている内容ももちろん多かったのですが、
事例やその背景分析を分かりやすい文章でまとめているので、
おさらいや脳内整理にとても助かった一冊。
わかりやすいのでスラスラ読めます。
引用も豊富で、出典元も読んでみようという気持ちになります。
著者が大手銀行→留学→投資銀行→広告代理店という、
硬軟併せ持つ経歴の持ち主なので、
そういう方から見てもこの本の内容のような、
コミュニケーションビジネスの展望があるのだということが、
個人的には発見でした。
さらっと。 -
Posted by ブクログ
電通のサトナオ・オープン・ラボの研究員の一人京井さんという方の著書。「明日の広告」がこれからの広告の網羅的な本であった中で手法論の方も色濃かったなか、こちらはもうちょいこれからの広告の本質のお話しというイメージ。
アテンション獲得から共感の獲得へ。
瞬発力より持続力。
生活者はターゲットからパートナーへ。
そういった方針の広告(広義の意味での)を「ロングエンゲージメント・コミュニケーション」と名付け、その考え方に置ける重要なポイントを海外の広告事例とともにまとめています。
ただ、なんとなくいまさら?という感じ。前々から電通をはじめとする広告業界で語られている切り口ではなかろーか・・・。と