トニー・ラズロのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
トニーニョくんの存在感が薄いけど、作者からみたドイツの姿が面白い。キャベツはあるあるwwとなりました。
個人的にはどっちのルーツでもない国に住むのはものすごーくハードルが高いと思うだけど、漫画家というどこでもできる仕事ならではの強みかな。
外国に住むと、自分がその国について語るとどこかから反発くる気がして発言が控えめになりますが、作者がこうやってまだ在住一年とかで外国暮らしの本を出したのはものすごい勇気だと思う。
でも、こういうカルチャーショックネタっていうのは2年3年経つと外国に住んでる感が薄れてくるから、今がベストタイミングなんでしょうね。 -
Posted by ブクログ
数あるエッセイコミックのブームとなった本シリーズ。
大体を読んできましたが、ダーリンことトニーが語学マニアであることに焦点を当てたのが、この「・・・頭ン中」シリーズ。とりわけ面白いです。言語文化学の書ともいえると思います。
私も、語学とか言語には非常に興味があるのですが、その好奇心を刺激するような数々のエピソードやウンチクを、楽しく語ってくれています。
言語って、文化の違いとも密接に結びついていると思うのですが、その世界を平易に楽しく垣間見せてくれるところが、とてもいいです。私はとても複数の言語を操れるようにはなれそうにありませんが、この言語の世界も色々と興味を持って、見ていきたいと考えていま -
Posted by ブクログ
ダーリンは外国人の一巻目を英語と日本語のバイリンガル併記にしたものです。プラスアルファで、トニーのひとりごと、トニーの英語講座、国別夫婦の暮らしが見開きで各章の最後あたりに加えられています。
一巻目を新しく買うなら、こちらを買うことをおすすめします。
英語の文になっているだけで本の感じが変わるから不思議です。効果音のちがい(例えばパソコンのキーをたたく音が「カタカタ」から「tap tap」になっていたり、華という漢字に感動したトニーの「うっとり」が「very cool!」と表現されていたり)だけでも何だか面白いし、勉強になります。
マンガの台詞にあわせて自然な英文表現も感じ取れます。
まぁ -
Posted by ブクログ
「ダーリンの頭ン中2」
著者 小栗左多里、トニー・ラズロ
出版 メディアファクトリー
p18より引用
“でもじゃんけんは「4つ」の場合もあるよ”
マンガ家である妻とその夫による、
言語や習慣等異文化についてかかれた一冊。
トイレの話から暦の話まで、
身近にあるけれど普段あまり気にしないで過ごしていることに、
色々と解説されています。
上記の引用は、
読んで字のごとくじゃんけんについて書かれた一文。
4つどころか20くらいあるじゃんけんもあるらしく、
世界の広さに驚きを感じざるを得ません。
漫画なのでスラスラと読めますから、
時間のない方でも安心です。
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Posted by ブクログ
『ダーリンの頭の中』2 小栗左多里&トニー・ラズロ
いやいやいや、つい買っちゃうんですよ、この人達の本は。
内容も面白いけれど、絵もうまいし。
(でも最近ちょっと荒れてますね(^^;)
トニーのこだわりぶりが愉快ですが、趣味が似通ってないと一緒には暮らせませんね(笑)
「へー!」と思うようなことがたくさんあって、純粋に読み物としても面白かったです。
「ショップ・ドロップ」(お店に何か置いてくること)って、なんか愉快ですね。
梶井基次郎の『檸檬』の上にレモン・・・
やってみたい
ヘッセの『車輪の下』の上に車輪を置くとかどうかな(おもちゃとかの)
平積みになってないとでき