この本は紹介文の通り、まさしく珠玉の作品集となっている藤堂秋人氏の単行本です。
メインなっている表題作の「手を振る朝」は、障害者・引き篭りを題材に描いていますが、重すぎずにネットゲームの特徴を表現していると思います。
ただ、連載時には「ひきこもり」という表現が、単行本では「ひ●こもり」となってい
...続きを読むたのが気になりました。引き篭もりとは、伏字にしなければならないほどの単語なのでしょうか?ニュース番組等で散々報道されている気がするのですが?
掲載作品の中で一番好きなのは、「ふたつのこころ」というGMについて描かれた作品です。