奥田ひとしのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
矢蔭は、かつて鷲羽の助手であり、人造の光鷹真剣を作り出すことに命を懸けていたことが明らかになります。そして彼は、魎呼と同じ遺伝子から巫薙を作り出し、天地のもとへと送り込んだのでした。さらに、矢蔭の寿命は今にも尽きようとしていることが分かります。こうして天地は光鷹真剣を手に取り、矢蔭に求められるまま、彼と戦うことになります。
後半は、地球に戻ってきた天地が風邪をひいてしまい、ヒロインたちが彼の世話をしようとする話と、ドジっ娘の美星が運転免許を取ろうとする話が収められています。
あいかわらず登場人物の細かい設定などはよく分からないのですが、それでもおもしろく読めました。 -
Posted by ブクログ
宇宙からやってきた魎呼、阿重霞、砂沙美、美星、鷲羽の5人のヒロインと暮らしている柾木天地(まさき・てんち)は、樹雷皇家の皇子です。そんな彼らのもとに、魎呼にそっくりの姿をした巫薙(みなぎ)がとつぜんやってきて戦いを挑むところから、物語が始まります。
魎呼の攻撃を受けて巫薙は記憶を失ってしまいます。ところが今度は、彼女を生み出した矢蔭(やかげ)という男が地球にやってきて天地に戦いを挑み、光鷹真剣の力を示せと迫ります。しかし、天地が力を出しきることができないことに失望した彼は、阿重霞を人質に取り、10日間の猶予を与えると告げて、彼らのもとを去っていきます。
天地はただちに阿重霞を救出しようと焦