高野音彦のレビュー一覧

  • 明日、今日の君に逢えなくても
    内容は切ない別れの物語って思いましたが、確かに彼女たちはそこに存在するのだと思います。今を本気で生きる彼女たちの熱が伝わってきました。私は蘭香が好きです。面白いです。オススメです。口絵を見ただけで鳥肌が立ったのは今まで本を読んできた中で初めてです。
  • 明日、今日の君に逢えなくても
    『明日僕は死ぬ君は生き返る』と同系列の泣かせるおはなし
    コメディとシリアスを並立させた上作と異なり
    シリアスではないけれどコメディでなく青春ふうだけどライトノベル調なつくり
    構成は良くできているがキャラクタがやや弱いのが弱点
    『君は生き返る』がライトノベルらしいコメディ部分が
    シリアスさを引き立てて...続きを読む
  • 明日、今日の君に逢えなくても
    ファミ通文庫やメディアワークス文庫にノリが近い感じがするけど、間違いなく良作のひとつ。
    読み返すと新たな発見があるのも好き。こういうのが出てくるからMF文庫は侮れない……!
    時に切なく、でも前向きに。懸命に生きる由良シスターズをきっと忘れない。
  • 明日、今日の君に逢えなくても
    一言で表すなら、良作には間違いないです。
    あまり本を読み慣れてない方でも比較的読みやすい本だったと思います。
    内容もそれほど難しいことをやっているわけではなく、オーソドックスな作りでした。

    という建前は置いておいて、感想の方を書いていこうと思います。

    この物語は、『シノニム』がキーワードです。
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  • 明日、今日の君に逢えなくても
    ストーリーはシンプルで、多重人格障害のような架空の病により3人の人格をその身に抱えるヒロインが、それぞれの人格の願いを叶えることにより、最終的に本来の人格だけが残る話。各人格が願いを叶えるまでの恋と友情の青春話と、本来の人格がメインの話とでは、路線ががらりと変わって違う面白さになった。前半が予定調和...続きを読む
  • 明日、今日の君に逢えなくても
    全1巻完結。
    "シノニム"、ひとつの体に複数の人格を持つ少女。パンクロックに打ち込む無愛想、長距離走でラストスパートが弾丸少女の元気娘、可愛いらしい女の子。中では茜が好き。
    もう少し一緒にいたかった。