鍋田恭孝のレビュー一覧

  • 10歳までの子を持つ親が知っておきたいこと

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    ネタバレ

    この本個人的に結構ヒットだった。こうするとこの能力が育つからこれをしましょうという話で持ちきりの現代は、こんな問題が先に出ることがあるので現状でこれらの問題点がないか注視しましょう、そして見つけたら対処しましょう、という話の仕方は割と珍しいような。

    親の手から離れ始めた時に表れる問題は、いきなり生まれたものなのか?答えはNo。
    4-10歳くらいまでの学童期にその因子的なものは生まれてるという話。
    具体例があるのでわかりやすいが読むのは少し苦しくなる。熱心で孤独で相談相手のいない真面目な主婦がそんな子供を作り上げてしまいがちというのは納得。

    以下メモとしての目次。

    ①10歳までの体験が人生

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    2023年03月30日
  • 子どものまま中年化する若者たち 根拠なき万能感とあきらめの心理

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    現在の若者の特徴を、時代背景とともに説明している。 題名の”中年化”がネガティブな印象を与えているものの、現代に生きるために必要なものをうまく使っている若者達の良い面も指摘している。 
    すでに時代遅れで、若者批判に回った中年こそ読んでもらいたいです。

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    2019年08月17日
  • 子どものまま中年化する若者たち 根拠なき万能感とあきらめの心理

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    ネタバレ

    イマドキの問題を分かりやすく解説してくれる本。当事者目線で読んだら、答えが出てそうな事を答えに収束させないまま書かれてるようなもどかしさがあった。外へのゲートが書かれてないテーマパークの地図みたいな、、

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    2022年03月10日
  • 10歳までの子を持つ親が知っておきたいこと

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    「子供のために」という視点で早期教育や習い事をさせようとしている方々は一読すべき一冊だと思います。
    非常に多くのことを考えさせられる本でした。

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    2021年12月18日
  • 10歳までの子を持つ親が知っておきたいこと

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    だんだん自分が目指す母親像が見えてきた気がします。
    いい子に育って欲しい訳じゃなくて、自分で自分の人生を生きられる子に育てたい。
    そのためにはやっぱり子どもを認めてあげて、見守る覚悟がいるんだなと実感しました。
    ついいろいろと口を出してしまう自分を反省。

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    2020年02月08日
  • 子どものまま中年化する若者たち 根拠なき万能感とあきらめの心理

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    最近の若者は、、、いったいどうなっているんだ、、、論は、
    遥か昔から繰り返されてきたものですが、その結論は、だいたい「けしからん」です。
    あまり建設的なやり取りとは、言えません。
    人間の社会は万事、変化があって、その変化のど真ん中にいる若者と、
    もう変化できない人達の差異と違和感が、若者論を作り上げる一つの要因だと思います。
    この本の著者は臨床医の経験が豊富だけに、若者の心理的観察は、かなり上手です。
    もちろん批判をしていますが肯定もしています。
    温かいまなざしを向けているという表現が適切かもしれません。
    珍しい建設的な若者論になっていると、個人的に思いました。

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    2017年06月06日
  • 10歳までの子を持つ親が知っておきたいこと

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    子どもを一人の独立した、様々な可能性を持った存在であるという認識が大切。

    子どもの意思、気持ちを尊重すること。

    しつけはポイントを絞ること。

    母自身が、希望を持って活き活きと生きること。

    子どものありのままに見ること。
    色眼鏡をかけていないか、常に自らを振り返ること。

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    2017年02月27日
  • 子どものまま中年化する若者たち 根拠なき万能感とあきらめの心理

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    真摯に自分の道を模索する若者がいる一方で、著者の指摘するような若者は確かにいる。大人の側から見てとらえどころがないのである。反射的反応、エネルギーの低下と著者はとらえているが、何が若者をそうさせるのか。若者の「若さ」はどこに行ったのか。

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    2016年01月16日
  • 子どものまま中年化する若者たち 根拠なき万能感とあきらめの心理

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    ネタバレ

    こどものまま中年化する若者たち

    現代の若者はこの二極に分かれる。「植物化する男子」「くらげ化する女子」
    「植物化する男子」とは動く範囲が狭く、人とそれなりの距離を取り、木津つくのを恐れ、自分の世界からでようとしないような男子を指す。
    「くらげ化する女子は」目の前の相手だけに反射的な反応をし、断片的な関係性で日々いきている若者のこと

    「ある程度、情報量が増えてくると、ある部位の脳の活動は活発になるが、さらに情報量を増やしていくと、脳の活動は突然止まってしまう。快い刺激に関しても、量が多すぎると反応しにくくなることがある」

    情報疲労症候群:過剰な情報を吸収し処理しようとすることによる心理的ス

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    2015年08月25日
  • 子どものまま中年化する若者たち 根拠なき万能感とあきらめの心理

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    教育格差よりも養育格差の方が深刻であることは同意。孤立した母親がなんでも先回りにものごとをやってしまい、無力感がつくられてしまう。それも10歳までに決まってしまう。

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    2025年03月15日
  • 子どものまま中年化する若者たち 根拠なき万能感とあきらめの心理

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    1970年頃から摂食障害や境界性パーソナリティ障害、不登校が増え始めた。
    不登校や引きこもりの若者たちは、エネルギーや理想像を求める思いが低下している。
    コミュニケーション能力に問題があると共に、自分の思いをイメージ化して自分の言葉として伝達することができなくなってきている。物語れなさ。(P92、118)
    それは自分自身が曖昧になることを意味し、キレやすさにも繋がる。

    おすすめ本
    田中康夫 なんとなくクリスタル P155

    タイトルの意味は
    内向的で、将来への努力をせず、変わろうとする意欲がない若者たちが増えている。
    良く言えば、あきらめを含んだやさしさのある生き方を選択する者。
    青春を失い

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    2024年04月07日
  • 子どものまま中年化する若者たち 根拠なき万能感とあきらめの心理

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    自分のことを言われてるように感じた部分もあった。幼いときからのコミュニケーションが大事ってことかな。
    でも、これからどんどんネットが生活に入り込んでくると、こういう常識も過去のものになるんだろうか。

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    2021年10月08日
  • 子どものまま中年化する若者たち 根拠なき万能感とあきらめの心理

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    作者は精神科医。戦後すぐ生まれ。若干作者のバイアスがキツイ印象はある。科学的というよりn=1って感じ。あと、何故かこの本はコピーができないのがクソ。引用できねえ。

    『動かず、無理せず、多くを望まず、心優しく、不安を抱きつつ、日常を仕方なく生き、文句を言うこともなく、それなりに満足しながら、淡々とこぢんまりとした空間、乏しい関係性、身近な世界で生き続けている』という若者評だった。作者はそれを『中年化』と主張する。途中の考察がバイアスまみれなのだが、自分の直感としてもあんまり誤ってはいないと思う。自分のバイアスと作者のバイアスは似ているかも。

    ところどころ精神病の具体例は出るが、基本的には若

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    2021年06月06日
  • 10歳までの子を持つ親が知っておきたいこと

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    目新しいことは書いてなかったかな...

    子どもをよく見て、自主性を大事にし、放任ではなくは上手にサポートしよう。

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    2020年03月29日
  • 子どものまま中年化する若者たち 根拠なき万能感とあきらめの心理

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    メモしたいところ
    親元から離れない現象:
    ・「インビジブル・ファミリー」:直訳すると「見えない家族」。親と子の世帯が歩いていける距離に住むのを「隣居」、片道30分以内にすむのを「近居」。こういった形態で緩やかにつながりながら、経済的・精神的に支えあうような家族の形。若者は身近なところから動かなくなっている可能性が高い。

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    2019年09月28日
  • 子どものまま中年化する若者たち 根拠なき万能感とあきらめの心理

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    言ってることは確かに実感としても感じる。他人との関わりをめんどくさいと思うのは最近の若者の特徴なのか…。その結果前頭葉の働きが低下したというのは悲しい。もっと人に興味を持とう。ただし数値としてデータを出してくれないので、老人医師による誇張説を排除できない。

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    2017年02月27日
  • 子どものまま中年化する若者たち 根拠なき万能感とあきらめの心理

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    タイトルに惹かれ購入。前半のデータを用いた若者の分析は面白く読めたが、後半以降の著者の主張については違和感を感じる箇所が多分にあった。臨床をされている精神科医というフィルターを通じて直近の世代を考察するという1つの視点を得ることができたので、一読の価値はあると思う。

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    2017年01月05日
  • 子どものまま中年化する若者たち 根拠なき万能感とあきらめの心理

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    心理臨床という世界から見た若者の姿を拡大解釈して現代の若者論に当てはめているように感じる内容であるが、あとがきにおいて、冷たくない筆者の若者に対する意識を読めて少し安心した。ただし、いくつかの視点は非常に参考になった。

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    2016年01月16日
  • 子どものまま中年化する若者たち 根拠なき万能感とあきらめの心理

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     たいてい読んでてムカつく、おっさんが書く「最近の若い者は」論である。
     あーハイハイ、おしまい。だと読んだ意味ないから、なるほどな~という新しい視点だけ書き出しておこう。

     「時間感覚が断片化しており、長期的なプランがない」この時間間隔の断片化というのは新しい視点だと思った。
     確かに、小学生の時の俺は中学生以降を考えなかったし、中学生の俺は高校生以降を、高校生の俺は大学生以降を。

     結局、子供のころから将来に何をやりたいかなんか本気で考えたことは無かったのだ。
     なんとなく、いい大学に入って、いい会社に入って、結婚して、定年して、のんびり暮らす。

     漠然とそう信じていたわけだが、社会

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    2015年09月27日