富田眞司のレビュー一覧

提案書・企画書の基本がしっかり身につく本

富田眞司

さっそく記載のあったフォーマットにて企画書を作成しました。結局、融通の利かない会社なので、社内の別なフォーマットに落とし込むことにはなりましたが、きれいで分かりやすいものができました。

採用される！ 提案書・企画書の書き方 3要素7ステップと、すぐに使えるフォーマット

富田眞司

目次
：プロローグ 提案書・企画書が書けないビジネスパーソンは生き残れない
第1章 提案書・企画書には何を書くのか
第2章 採用される提案書・企画書の構成要素
第3章 採用される提案書・企画書を書く
第4章 採用される提案書・企画書はどこが違うのか
第5章 採用される提案書・企画書を早く創るノウハウ全公開
エピローグ 問題意識を持ち続けること、情報収集を習慣化すること、好奇心を持つこと

買ったときはあまり期待していなかった本だったが、期待を裏切るとてつもない良本。
この種類の本はどっかで聞いたことのあるフレーズの羅列だったり、詳細説明は「割愛」だったりするが、この本は違う。

問題解決を図るためのノウハウが満載してあり、一度読んだだけでは実践できそうにない。
実践するには繰り返し読んで理解する必要がある。
著者も、「新書のメリットを活かすためにどこでもいつでも気軽に読めるように、経験談も盛り込んで、文書中心にまとめた。」とある。

要点は以下にまとまり、個別具体的には本書を熟読する必要がある。

提案書・企画書の構成要素は３つ

「課題を発見する」
①現状分析を行う
②課題を発見する

「基本方針を立てる」
③狙い・目的を明確化する
④対象を設定する
⑤解決手段を明確にする

「解決策を展開する」
⑥実施方法を決める
⑦費用を明確にし、効果を予測する


良い企画・提案を作成するためには？

問題意識を持ち続けること
情報収集を習慣化すること
好奇心を持つこと
継続すること

採用される！ 提案書・企画書の書き方 3要素7ステップと、すぐに使えるフォーマット

富田眞司

いいものだから、売れると言う時代は終わった。
売ることが　困難になったからこそ、
情報を集めて、分析し、
消費者の潜在的、顕在的ニーズをつかみ
企画書をつくり、提案する。
それが　企画のポジションにいる人だけの仕事ではなくなった。
企画書に何を書けばいいのか、
どう書けばいいのか、よくわからない。

そのような初歩的な問題から、かなり高度な企画書への
スキルアップの　方法が　緻密に書かれている。
『企画は１行』という本にしびれたが、
まずは　オーソドックスな企画書の書き方が
できてから、そこから、絞り込んで　優れた企画書に
なっていくと思われる。

初心者も企画を担当している人にも　ぴったりあっている
企画書の　作り方は、あたらしい　編集の切り口さえも
見つかる。
できれば　競合会社の人には　読んでほしくない。
という、手前勝手な　考えさえ浮かぶ。

採用される！ 提案書・企画書の書き方 3要素7ステップと、すぐに使えるフォーマット

富田眞司

必要に迫られたので読んだ。
企画書の書き方の概念を説明する本としては比較的良書の気がする。

以下備忘録

紹介方法
折込ちらし
ラポール意味
スケジュールの大切さ
実施→効果検証の繰り返し
サービス消費が今後鍵を握る
サービス＋モノという視点

タイトル２２字以内
企画書の結びは動詞で。

参考書評価サイト　基準を設ける
お試しコースの実施
競争軸をづらして別の存在感を提示
有益性の根拠

提案書・企画書の基本がしっかり身につく本

富田眞司

「基本」とあるので、まあ確かに基本だった。それはそれでいい本なのでは。
それにしても、「A4の紙１枚でまとめよう」というコンセプトはわかるものの、その実例が、むちゃくちゃ情報を詰め込んでごちゃごちゃしたもの。いや、これを作るんだったら、３分割くらいした方がはるかに読みやすいと思うのだが。。。

採用される！ 提案書・企画書の書き方 3要素7ステップと、すぐに使えるフォーマット

富田眞司

提案書の作り方、提案の仕方の基本が書かれている。書かれている内容は提案書つくりのまさに王道という印象。問題解決思考での提案書作成のベースになる考え方。こういう基本って上司なり会社から体系的に教えてくれることが意外に少ないと思う。そういう意味で本書は基本が徹底的に貫かれており、特に普段場当たり的に提案書を作っている自分のような人間には提案書の基本の型を学ぶ上で参考になった。