東堂いづみのレビュー一覧
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ネタバレまた一つ大人になったどれみたちの物語。
高校二年生って、確かに冒頭にあるような状況下だったなぁと思います。
『つい最近までというのか、大分前というべきかはさておき……』
周りがみんな先のことを考えている中、自分だけはきちんとした未来視をしていないみたいな感覚はあったものです。
なんていうか、あんまり調べもせずに実は大学決めたような、決めなかったような……。
私の両親もどれみの母親たちのように、自分の選択した道を信じていてくれていたのかなぁって思うと、じーんときました。今はどちらかと言えば、申し訳なさの方が大きいですが……。
持ち上げて落とすじゃないですが、人生はやっぱりこういうものなのかな -
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おおおおおお、おんぷちゃんが恋?それぞれの兆しが見えるんですが、今回はオカマがでたり、男装があったり、腐ったみかんがあったりなかなかカオスでいて、まさにおジャ魔女らしい巻でした。
少女よ大いに悩め。1巻からなかなか道が見つからないどれみちゃんですが、今巻ではMAHO堂メンバー以外のまだ進路の決まってない友達と触れ合い安心します。こういった思いを持っているところを見るとあぁどれみちゃんは昔と変わらない、歳相応の等身大の少女と思います。アニメののんちゃんの話もそうですが、本当にひとつひとつ順番に悩んでしっかりと答えを出していく彼女の成長は心にくるものがあります。巻末でハナちゃんに過去の自分を -
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あいちゃん派の僕はとても嬉しい表紙の3巻。突然の魔女の兄妹設定にわたわたしながらドッカ~ンで魔女をやめた魔女のミライさん再登場で嬉しくなりました。あの話は、細田守さんが演出をされていたのですごい印象的で、今でも色濃く覚えてます。ハナちゃんの妹どんなキャラでしょうねぇ。
今回はどれみというより他のメンバーのターニングポイントでした。葉月ちゃんもあいちゃんもそれぞれでかい壁にぶち当たりましたが、それでも歩く姿はとても清々しいものを感じました。
この先も様々な障害が待ち受けているような気がしますが、それぞれのキャラクターが良い答えを出してくれれば嬉しいです。 -
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ネタバレどれみ視点でどれみの口調で薦められていくので、一気読み出来るくらいラノベよりも軽いラノベ(笑)。
実際3時間で1冊読み切った(笑)。
どっちかというと小学生向けの青い鳥文庫とかそのあたりの感覚かな?
MAHO堂に引きこもった卒業式から3年たったおジャ魔女達の物語。
1巻は初期メンバーである3人(どれみ・はづき・あいこ)が中心。
おんぷは出てくるけどはっきりメンバーに出戻りしません。
ももこはこの後の2巻から出てきます。
アニメの世界を覚えている人にはおもしろい人物達もでてくるし、
何よりも少し大人になって、ちょっとみんなの会話に子供臭さがなくなっててもMAHO堂の力なのかあの頃の世界観が変 -
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大好きだったどれみたちが16歳になって帰ってきた!!
内容は小学生のストーリーと同じように自分たちの周りで起きた問題を解決。
問題の内容も生きている中で実際に起きるのではないかという悩みばかりなのは変わらない代わりに、成長したどれみたちの年齢に合わせたちょっと大人っぽい悩みになっています。
同窓会から話は始まるので、元クラスメイトの近況も知ることができるあたり、どのキャラも愛されているんだと感じます。
ただ、どれみの独特の口調がそのまま文になっているのでちょっと読みづらいところも・・・
集合絵にももちゃんが居なかったのでもしかしてなかったことにされてる・・!?と不安になったのですが、ほんの -
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おジャ魔女どれみシリーズは教育番組であって、その内容は昨今のETVアニメよりも教育的価値が高いものだった。魔法少女物としては稀に見る長寿シリーズであり、それを凌いでしまったのが戦う魔法少女たるプリキュアである。プリキュアは肉弾戦をメインとした描写が少年劇画並みであり、バトルアクションものであるために殺伐たる印象が残るのは否めず、本来の視聴対象者である幼女に向いているのかというと疑問ではある。その点で言うとどれみシリーズは一貫して学園物、ファミリー物のファンタジーの世界にとどまっている。友情、家族愛が描かれる感動作の目白押しである。番外作である「ないしょ」の最終話にしても涙なくしては見られない
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