伴野朗のレビュー一覧

  • 元寇
     日本に大挙して押し寄せた元と高麗の連合軍は、神風によって一夜にして壊滅的な打撃を受けた。この歴史的事実の裏には、戦勝にうかれる日本側が想像すらできなかった元のある思惑があった…
     小説家ならではの視点と言うか「これが真相かも…」と思わず納得してしまいました。
     また「立正安国論」で国主を諌め元寇を...続きを読む
  • 国士無双
    いわば項羽と劉邦の物語なんだけれど、ここでの主人公は軍事の天才で、常勝将軍と讃えられた韓信が務める。「背水の陣」や「四面楚歌」の語源由来を学ぶ。項羽に仕えるも重用されずにその配下から離れ、劉邦の下で頭角を現すが降格に次ぐ降格で反乱を起こし、ついには呂后の手にかかる。「韓信の股くぐり」なる不名誉な行為...続きを読む
  • 毛沢東暗殺
    中国現代史がおもしろいと思う人向け、ニッチな小説ですね。現実とフィクションの境目がうまくあいまいにしてあるなと思いました。
  • 元寇
    「元」の本体が来ていたのかどうか、気になりました。
    先遣隊は当時の朝鮮半島の人間だったでしょうから、、ふーむ。