【感想・ネタバレ】元寇のレビュー

あらすじ

チンギスハーンの再来である英雄フビライは、果たして黄金の国・ジパングの夢にとりつかれたのか!? モンゴル平原に興った史上最強の騎馬帝国・元が、日本を襲い蹂躙せんとす。迎え撃つのは、精強な鎌倉武士団。我が国最大の国難=蒙古襲来を、巨視的スケールの中で描き切る。世界史のミステリーに挑む、傑作歴史冒険小説。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

 日本に大挙して押し寄せた元と高麗の連合軍は、神風によって一夜にして壊滅的な打撃を受けた。この歴史的事実の裏には、戦勝にうかれる日本側が想像すらできなかった元のある思惑があった…
 小説家ならではの視点と言うか「これが真相かも…」と思わず納得してしまいました。
 また「立正安国論」で国主を諌め元寇を予言したといわれる日蓮ですが、その予言に関して(実際は予言と違いますが、脱線するので予言としておきます)幕府とは違う彼独自の情報網を駆使したとの記述も新鮮でした。

 著者の独創もありますが、基本的な流れは正確を期して描かれていますので、誤った歴史をインプットしてしまう危険性はありません。とても分厚い本ですが、読み応え十分です。

0
2017年08月15日

Posted by ブクログ

「元」の本体が来ていたのかどうか、気になりました。
先遣隊は当時の朝鮮半島の人間だったでしょうから、、ふーむ。

0
2013年09月07日

「小説」ランキング