中澤まゆみのレビュー一覧

  • いえに戻って、最期まで。

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    リハビリに係る医療従事者です。ストレートに病院の現状を書いてあります。おっしゃる通りのことがほとんどです。利用者さん患者さんなど全ての人に読んでほしい内容でした。
    病院は入院する病気を治療する場所で生活する看取る場所じゃないです。帰れるなら積極的に帰ったほうがいいです。いくらでも帰れる方法はあります。そしてサービスもあります。地域の専門家を頼ったほうがお金もかからず当事者も幸せな事が多いです。
    知らない知らせないことは罪ですね…

    出来るだけ在宅で看取れるのが一番です。

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    2024年12月08日
  • いえに戻って、最期まで。

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    引用
    「自宅には五感で安心できる自分の位置がある」

    「ケアの意味は「気に掛ける」、語源はラテン語で「耕す」です。相手の持っている資源を耕すのがケアであって、相手の生活がちゃんと上手くいくように気に掛けるのが僕たちの仕事なのです。」


    感想メモ
    ・本人さんを中心にした円滑なチーム力
    ・最低限の生活の営みを守るためには?
    声を聴き、今の環境でできるを探し工夫続ける。
    排泄はオムツでなくトイレでしたい、好きな美味しい物を一緒に食べたい、言いたい話したい、その人のくつろげる場所・余暇は?等
    ・ケア=支援者は利用者の方の心身を
    「耕す」という言葉の表現から・・・
    支援介助援助介入という言葉より、

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    2025年08月19日
  • おひとりさまの「法律」

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    ここでの“おひとりさま”は、結婚せずにひとりになってしまった人だけでなく、夫に先立たれてしまった人、離婚した人、子どもは居ても、老後はなるべく迷惑はかけずに自立した暮らしをしたいという人にも当てはまり、これからのことを考えるのに参考になる事がらが書かれている。
    老人ホームといっても、いくつか種類があり、入居したい人は何を基準に選んだらよいのかとか、遺言やエンディングノートの提案など、もう少し先の自分の取るべき行動を考える良いきっかけとなった。

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    2012年08月29日
  • 男おひとりさま術

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    これは隠れた良書。
    当方まだ20代ですが、備えあれば憂いなしということでちょこちょこ定年後の生活についても調べています。
    (両親がそろそろ定年というのもありますが。)
    この手の書籍は大概が筆者の「自慢」や「自己満足」に終始していて役に立たないものが多いのですが、この本は非常に実用的。
    筆者が医療や福祉の法律関係の書籍も手がけているとの紹介のとおり、定年にあたって必要となってくる法律知識や制度の仕組みが非常にまとまっています。詳しく調べるためのサイトについて紹介しているのもgood。
    さらにそこに終始せず、仕事をやめた後の生きがいや時間の使い方、家事の方法にまで言及しているのも女性ならではの視点

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    2011年12月25日
  • いえに戻って、最期まで。

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    ネタバレ

    自身の介護体験をきっかけに、在宅ケアと福祉に視点を移し活動している著者 訪問介護士との著作
    終末期は一緒に過ごした。
    高齢・病弱の人が入れる施設・入り方なども解説されている。
    ・高齢者が一旦病院に入院すると寝かされきりになり、すぐに寝たきりになってしまう。歩かせるようしつこいくらい病院に要求しないと駄目。日常生活から遮断されてしまう。
    ・やめよう安易な身体拘束への同意

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    2025年05月31日
  • いえに戻って、最期まで。

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    読んでみての感想は、この時代でも、自宅で死ぬことの難しさを感じました。さて、私はと言うと、最期は病院でも、家でも構いませんが、とくに希望したいのは、痛い・苦しいというものをとことん取り省いて欲しいという一点に尽きるかな。

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    2025年01月09日