井川直子のレビュー一覧

  • シェフたちのコロナ禍 道なき道をゆく三十四人の記録

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    コロナの中で料理人達が如何に考え行動したかのインタビュー記録。各人各様に素晴らしい思想と行動で感銘を受ける。もはや外食に行くのは「たまに」のことになってしまったが頑張る料理人達を応援に伺いたいと思わせる1冊。是非、我身事と思って読んでみてください。

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    2022年03月27日
  • シェフたちのコロナ禍 道なき道をゆく三十四人の記録

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    コロナが落ち着いた今読むと、どのシェフの対策もそれぞれが正解なのではと思えます。
    読んでいて、他のシェフとタイプが違うな、と感じたのは「マンナ」の原さんと、「眠庵」の柳澤さん。
    柳澤さんに至っては前職が化粧品会社の研究員だったせいか、飲食の話より日本のクラスター対策やワクチンの話が多い感じでした。それがまた面白かった。

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    2021年12月17日
  • シェフたちのコロナ禍 道なき道をゆく三十四人の記録

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    今、このコロナ禍真っ只中を自分も生きる中で、その人気だけでなく哲学も併せ持つシェフたちが何を考え、どう行動したかの記録はとても読み応えのある、自分の行動についても考えさせられる1冊だった。

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    2021年07月22日
  • シェフたちのコロナ禍 道なき道をゆく三十四人の記録

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    前に読んだ作品(シェフを続けるということ)がよかったことと扱われているテーマに強い関心を持ったので手に取ってみた。タイトルどおり34人のシェフ達へのインタビュー集で、飲食店に対し「要請」が出た昨年の四月時点に聞き取った内容を逐次noteで公開したものに対して昨年の十月時点でフォローインタビューを行ったものを追加し単行本にまとめたもの。逐次noteで公開したのは当時「何が正解か分からない」という声が多かったために「他所はこうやってるよ」と知らせたかった意図によるものらしい。私には縁のない高級店ばかりだったが一流の仕事人達がどのように事態を受け止め対処を検討し実行したか、に非常に興味があった。もち

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    2021年06月23日
  • シェフたちのコロナ禍 道なき道をゆく三十四人の記録

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    2020年2月まで連日満席だった。3月25日小池都知事からの「不要不急」の呼びかけから予約は全てキャンセル。何の補償もされないまま飲食店は先の見えない苦境に立たされる。休業か時短か、テイクアウトや新事業を始めるか、それとも何も変えないか。本書に登場する飲食店はジャンルは様々。立地も客層も様々で老舗であったり新規店もある。正解のない中で苦しみながらも共通していたのは、お客様にどう喜んでもらえるか。従業員の不安をどう取り除くか。そして自分の進むべき道の展望。34店のオーナーたちがとった行動から、お客が絶えない店はいかに経営者のリーダーシップにあるかを痛感した。
    自分の身の回りにもある、べらぼうに美

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    2021年05月26日
  • シェフたちのコロナ禍 道なき道をゆく三十四人の記録

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    2020年3月、新型コロナウイルス感染症のパンデミックの宣言を受け、日本でもコロナ禍が顕著になっていった。東京で「不要不急の外出自粛」の要請がなされたのが3月25日のこと。外出をやめよう、会食をやめよう、となったときに、大きな打撃を受けたのが飲食店だった。
    さて、どうするか。
    その判断は個々の店で異なった。自主休業するのか、客が激減している中で営業するのか、テイクアウトやデリバリーなどの別の道を探るのか。
    本書は、「食」と「酒」にまつわる人をテーマとするライターである著者が、34人のシェフたちに取材した記録。緊急事態宣言が出た後、4~5月に店主たちの声を聞き歩き、20年10月に再取材してその後

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    2021年11月11日
  • シェフたちのコロナ禍 道なき道をゆく三十四人の記録

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    シェフとしてできる人は人間としてもできる人なんだなぁとしみじみ思った。前向きだし、粘り強いし、努力するし、アイデア豊富だし。
    今、少しコロナが落ち着いて、私自身もとても元気が出てきたし、行動力も戻ってきたけど、もっとおとなしく引きこもって、それなりに楽しんではいたけど不安だった時に、この本を読んだら、それはそれで勇気がもらえたかもしれない。
    「道なき道をゆく」覚悟がこのシェフたちだけではなく、これからを生きる私(たち)に必要なものなのかもしれない。

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    2021年11月08日
  • シェフたちのコロナ禍 道なき道をゆく三十四人の記録

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    未曾有の事態でシェフたちの苦悩や試行錯誤が書かれており、読み応えがあった。
    テイクアウトをするにしても、やるに至るまでの考え方やプロセスは様々だし、立地や普段の客層などでも違うし。
    行ったことのある店や気になる店も多かったので、今も営業を続けてくれてることに感謝。

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    2022年07月03日
  • シェフたちのコロナ禍 道なき道をゆく三十四人の記録

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    「自粛って、人の良心に訴えて、命令ではないから誰も責任とらない。」この本のシェフたちは強い。でもこの飲食業の元々いつ潰れてもおかしくない、みたいなところが、政府に期待しない、自粛にもそれぞれただ耐える、という行動に繋がったのかな。たくさんのインタビュー読んでそう思った。神泉のオルランドは飲食の売り上げは半分以上落ちたがテイクアウト売上と補助金、融資で耐える。感染拡大防止協力金50万円、業務転換支援(テイクアウト)は経費80%で75万円、持続化給付金200万円。融資は突発的災害と危機関連信用収縮への対応で3年間無利子という良い条件なので借りれるだけ借りる。シェフも大変だけど補償って大変だなとしみ

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    2021年11月03日
  • シェフたちのコロナ禍 道なき道をゆく三十四人の記録

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    常連で予約取れない店ばかりだそうで、コロナ落ち着いても多分一生行けないような気がする。都内の一等地でご近所さんに限りって言われてもなあ。関内の小さい飲み屋の貼り紙に「政府が頼りにならないから休業するしかない」って、そんな店のがずっと多いんだろうなあ。政治家ってなんのためにいるの?

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    2021年10月05日
  • 僕たち、こうして店をつくりました 独立開業のニュースタンダード

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    ビストロ、バル、エノテカ、ワインバー、ヴィラなど9店舗の独立開業まで、そして開店後のストーリーが書かれています。
    それぞれこと細かい経歴だけではなく、ちょっとした挫折というか苦悩の歴史みたいなものも載っており、親近感が湧きますね。

    ただ、シェフやキッチンスタッフがオーナーになる事例が多かったので、まったくの異業種の人物がオーナーになる事例もあったらおもしろかったのになぁ・・・と思いました。

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    2011年02月12日
  • 僕たち、こうして店をつくりました 独立開業のニュースタンダード

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    この本に出てくる9人に共通するのは、自分のやりたいことに関してまっすぐであること、情熱をもっていること、外見と内面のギャップ。

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    2010年11月07日