林寧彦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
[ 内容 ]
どうすれば交渉相手を思うように動かせるのか。
言葉で人を動かす技術、プレゼンの力で相手をたらしこみ、歴史を動かした先人たちがいた。
コロンブス、豊臣秀吉、大黒屋光太夫、クーベルタン男爵…壮大なプロジェクトを実現させた、彼らのプレゼンを解剖すると、不可能を可能にするプレゼン術の極意が見えてくる。
歴史とビジネスが合体した比類なき一冊。
[ 目次 ]
第1章 コロンブスはいかにして「新大陸」発見プロジェクトのスポンサーを獲得したか―カネはないが知恵はある。コロンブスは、プレゼンで勝負に出た。己の夢と野心を国家事業に仕立て上げた天才のプレゼンとは?
第2章 豊臣秀吉はいかにして柴田勝 -
Posted by ブクログ
「コロンブスは自分の金を使わずに、如何にして新大陸を発見できたのか?」
「信長の家臣達の中で、なぜ豊臣秀吉が天下統一を図れたのか?」
「ロシアに漂流した大黒屋光太夫は、なぜ10年後に日本に帰ってこれたのか?」
「クーベルタン男爵は、どうやってオリンピックを復活させたのか?」
これらの答えは、全て彼らの「プレゼン」にある。
人を説得するのではなく、人に納得させるというプレゼンの極意を、
歴史的読み物として紹介していく一冊。
歴史的読み物としても面白く、
さらにCMプランナーである著者さえもが感心するプレゼン術がいたるところに散りべめられており、
最近読んだ本の中では一番の“当たり”で -
Posted by ブクログ
・プレゼンで大切なのは相手を説得することではなく、納得してその気にさせること。納得とその気にさせることは切り分ける
・プレゼンで主張することは自分がしたいことではなく先方にとっての利益
・何のための勉強、資料集めか。十分すぎるものを集めなくてもプレゼンのための勉強をできれば良い
・ジパングは2400海里の先には存在しない、だが、存在しなければならない。なぜならプレゼンの目玉に据えることを決めたから
・企画を売る前に自分を売るのが鉄則
・プレゼンの構成は、①判断のモノサシを提示②現状の問題点とチャンスを提示③今回取り組むべき課題の提示④具体的な解決策の提示
・自社に有利で消費者が価値を感じる合戦 -
Posted by ブクログ
マイミクさんの日記で興味を持って手にした一冊。
コロンブスや豊臣秀吉など歴史上の4つの事例を
挙げて、彼らの『歴史を動かしたプレゼン』を分析
したもの。
読後改めて思ったのは、プレゼンはPowerPointじゃ
ない、という極めて当たり前のこと。
重要なのは、伝えたいことをいかに伝えて理解・共感
してもらうか、達成したいことをいかに実現させるか、
ということであって、PowerPointなんていうものは
そのための一つの手段にしか過ぎない、さらに言えば、
ときには手段にすらならない代物だということ。
ワタシは資料のたたき台は、まず紙とペンで作ること
が多い。それは、