西田敏行のレビュー一覧

  • 役者人生、泣き笑い

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     7年ぶりの再読。昨年10月に76歳で急逝した西田敏行さんの、2016年に刊行された自伝です。西田敏行という役者が、どのように形づくられてきたのか、その来歴が包み隠さず綴られています。

     テレビや映画で観る西田さんのイメージそのままの明るさ、人間的な温かさの他、役者としてのプロ意識が随所で感じられます。その数々のエピソードが心に響き、西田さんの魅力がさらに増しました。

     知らなかった幼少期の経験、青年期の挫折や苦労もあり、決して順風満帆ではなかったのですね。そうしたことが原点にあり、舞台からテレビ、さらに映画へと軸足を移しながら、役者・西田敏行が磨かれ、形づくられていったのでしょう。

     

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    2025年03月18日
  • 役者人生、泣き笑い

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    西田敏行さんが古稀を迎えたタイミングでご自身を振り返った著書。最初から読んでいてワクワク感が止まらなかった。貴重な「昭和・平成の『芸能史』」でもあると感じた。

    西田敏行さんは実に多様な作品に出演されているが、この本を読んで観てみたいと思ったのは次の通り。
    ・ 「ハッスル銀座」 (1970年代TBS) 
     互いに売れる前からの大親友の松崎しげるさんと、夜な夜な飲み歩いては即興で歌を披露し、飲み代をタダにしてもらっていたという。「松ちゃん」「西やん」から始まるやりとりすべてがアドリブで、常に爆笑の渦。これがTBSの方の目に留まり、土曜日正午からの生番組として始まったそうだ。

    ・「植村直己物語」

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    2024年12月21日
  • 役者人生、泣き笑い

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    面白かった。釣りバカ、池中玄太など西田さんが出ている作品が好きなので、とても興味深く読めた。
    まだ見ていない西田さんが出ている作品を少しづつ身始めたい。

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    2017年06月25日
  • 役者人生、泣き笑い

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    現存される役者さんの中では、
    この人が日本一の役者さん、と言っても
    あまり異論は出ないと思います。
    出演している質と量と長さが桁違い。
    でも、人間味あふれる文章、語り。
    それが魅力、というのは言うまでも無いか。
    ナイトスクープの局長の時だけが、
    なんかイヤでした笑

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    2022年10月19日