谷口智彦のレビュー一覧

  • 誰も書かなかった安倍晋三
     安倍さんが経済の底上げをベースに国の未来を想定し,防衛も安全保障もその幹から伸長する枝葉とみなしていたこと,歳出の73%は年金や医療,国債利払いなどの固定費であり,自由に使えるのは残り27%に過ぎないことなど,ふだん新聞記事に通り一遍で目を通すだけでは知りえないことを知った。
     人望がなければ,総...続きを読む
  • 安倍総理のスピーチ
    安倍総理のスピーチをまとめて俯瞰できるという意味でも良い本であった。良いスピーチライターと共同作業で仕上げていく姿が見えるようだ。
    安倍さんが凶弾に倒れたのは本当に日本の損失だ。
  • 安倍晋三の真実
    スピーチライターとはなんぞや?
    スピーチライターと総理の関係はどうよ?
    スピーチって、どんな風にできていくの?

    という部分は前から気になっていたのですが、なかなかその辺に具体的に触れている書籍は無かったのです。が、スピーチライターその人が書籍を出したので、とても興味深く読みました。

    ただし、スピ...続きを読む
  • 安倍総理のスピーチ
    最後は 涙なしでは読めなかったな。
    安倍さんの人柄 頭脳明晰さ 未来への思い
    いろんなものを感じました
  • 安倍晋三の真実
    甲論乙論あれば、一応、両方の言い分を聞いてみるようにしています。安倍政権の評価、辞意を表明された後の世論調査では支持・評価が大変高くなっているようですが、それ以前はどちらかというと批判的論調が多かったのではないでしょうか(ただし野党はもっと酷いという評価)。
    安倍首相を思いっきり肯定的に評価している...続きを読む
  • 安倍晋三の真実
    外交時のスピーチライターをされている方の本。
    新聞報道などで見聞きする首相ではなく、生の姿が垣間見えた。恐らく首相本人が読んだらあまりのキレイすぎる形容表現にくすぐったくなるような内容だろうけど、そういう一面もあるのだな、というぐらいの読み方をしてもいいかと。
    がっちり与党寄りの本。
  • 金が通貨になる
    おすすめ度:85点

    通貨について再考させる好著である。
    「金本位制」が復活する。そんな考えは、経済学的議論からは一笑に付しておしまいだ。
    ところが、政治学と宗教論の領域からは、決して荒唐無稽の考えではないことが理解される。
    ましてや、とにかくやるのだと信念で突っ走る人の方が強いとしたならば、その信...続きを読む
  • 金が通貨になる
    米国のリバタリアン、ティーパーティー系議員やシンクタンク、有識者など、一部で盛り上がっているらしい金本位制復活論について。米国憲法を厳密に解釈すれば金銀に裏打ちされないペーパーマネーの造幣流通は違憲となることや、米国における金本位制の思想的背景、州政府の中央政府に対する根強い不信感、基軸通貨としての...続きを読む
  • 安倍総理のスピーチ
    安倍元首相のスピーチライターによる著述。
    スピーチライターの苦労と、安倍元首相の真直な思いと戦略が、そうしてそれが実に効果的だったことが見えてくる。
    ただ、もう、ご本人が他界されていることもあって、なんとなくだが、言ったもん勝ちかあと思ってしまった感じもあった次第。
  • 安倍晋三の真実

    安倍総理、思っていた通り声を荒げること事などなく穏やかで、勉強家で知識の豊富な方ですね。上に立つ方は、物事の大筋を理解して、細かな事は優秀なブレーンをもっていればいいと思っていたけど、安倍総理は本当に幅広い知識のある方で、こんな風にスピーチ原稿が出来ていくんだという事がわかり興味深く読めました。ネ...続きを読む
  • 安倍総理のスピーチ
    安倍総理の身近にいたひとの貴重な証言を読ませてもらった。
    安倍さんは本当にまじめに周囲のひとたちと付き合っていたのだなとあらためて感じた。
     スピーチライターだけに日本語へのこだわりが強いのか、今の時代にはなじまないような表現をあえて使っているところが逆にあざとく感じた。
    もうすこし素直なことばでつ...続きを読む