志賀直哉のレビュー一覧

  • 城の崎にて・小僧の神様
    短編集なので読みづらいものがあってもなんとか進む。
    割と夫婦の話か多かったような気がするけどいまいち記憶に残りづらい。何気ない昔の日常という感じでのっぺりしている印象。城の崎にてがやはり一番面白いし心に残りますね。
  • 城の崎にて・小僧の神様
    作者の内面が~とか表現方法が~とかはよくわかんないけど、
    今まで読んだ他の明治文学よりは読みやすかったし、面白いと思えた。
  • 小僧の神様 他十篇
    志賀直哉さんの作品、腰をすえて読むのは今回が始めてだ。

    確か中学か高校のときに国語の試験(塾の模試だったか)で
    「城の崎にて」を読んで生き物の儚さというか、
    変な気持ちを抱いたような記憶がある。

    短編は僕の苦手とするところなんだが、この小僧の神様とその他10篇の中でも
    特に印象的だったのが、「清...続きを読む
  • 城の崎にて・小僧の神様
    「城の崎にて・小僧の神様」志賀直哉
    小話、私小説など短編集。特になし。

    志賀直哉は初めて読みました。
    こ難しいのと軽妙なののあいまっている印象、ですがとても読みやすい小説なんだろうな。
    明治四十五年から大正十五年迄の作品だそうです。古めかしく感じない。

    『小僧の神様』で作者の視点の継げ足しで終わ...続きを読む
  • 城の崎にて・小僧の神様
    ★3.5
    志賀直哉の短編が詰まった一冊。
    まず期間限定のブックカバーがすごくいい!
    思わず手にとってしまったわけです。
    どの話も読みやすくて、とくに好きなのは「転生」かな。
    この話に出てくる細君が可愛らしくて、思わずクスッと笑ってしまうような面白い結末がよかった。
    次は「暗夜行路」を読んでみたい!
  • 小僧の神様 他十篇
    近頃昔教科書で読んだ文学作品を再読するというのがマイブームで「城の崎にて」を目当てに読みました。
    どういう話だったのかほとんど忘れていました。「トカゲは好きだ、ヤモリは嫌いだ」というくだりしか覚えてなかったのですが(なぜかそこだけ覚えてた)今読むとかなり味わい深かったです。静と動、生と死の対比が淡々...続きを読む
  • 小僧の神様 他十篇
    描写は生き生きとしていて、そこそこ楽しめる短編集。だが、一言で言ってしまうと、なんというか・・・・・まさに「中産階級が書いた本」だと思った。
  • 小僧の神様 他十篇
    100227 by NHK100冊
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    志賀直哉(1883-1971)は,他人の文章を褒める時「目に見えるようだ」と表したという.作者が見た,屋台のすし屋に小僧が入って来て一度持ったすしを価をいわれまた置いて出て行った,という情景から生まれた「小僧の神様」をはじめ,すべて「目にみえるよう」に...続きを読む