渡部陽一のレビュー一覧

  • 戦場カメラマンの仕事術
    国際ジャーナリストを志す若者への指南書のようなもの。現場での立ち振る舞いから取材や記事を書く上で心掛けている視点とか色々参考になった。世界中の人と話せる、文学や音楽、映画などの芸術にも若い内に触れておくことも大切だと感じた。私は将来、ジャーナリストになりたい。まだ現場に立ったことも無いしまだ何物でも...続きを読む
  • 晴れ、そしてミサイル
    戦場カメラマンで一世を風靡した渡部陽一によるウクライナ情勢についての本。

    戦場というとミサイルが飛び交ってたりシェルターに避難している映像がよく流れてるが、当然ながら現場では日常生活が行われており、そういうことを取り上げていた。
    また、フェイクニュースの見抜き方などもとても参考になった。
  • 晴れ、そしてミサイル
    戦場となっている国でも日常の暮らしがあること、戦いの中で残虐な行為を行っているのが普通の人々であること。貧困、不平等が引き金になること。フェイクニュースを見抜くこと。「好き」なことで世界につながること。「どっちつかず」な姿勢が日本の強みでもあること。優しい日々を大切にして家族を愛すること。

    ✱この...続きを読む
  • 戦場カメラマンの仕事術
    TVでもお馴染みの戦場カメラマンの渡部陽一さんの本。TVで見る渡部さんの話した方は、「TVでのキャラづくりかな?」と思わせる、ゆっくりした話し方だが、学生のころから変わらないらしい。この本を読むと、この人が本気で戦場にいって写真を撮っているんだと思う。ボクもこの本を機会に渡部さんのブログを読むように...続きを読む
  • ぼくは戦場カメラマン
    アフリカにいる民族に会いに行くのが
    戦場カメラマンになったきっかけだったのが
    意外だった。

    小さい子どもや少女も戦ってることにびっくりした。
    ある国では1か月の収入が6千円の8人家族がいて、
    その子達のたった一つの楽しみが、日曜日に来る
    屋台のアイスクリームを8人で分けることだということに
    ショッ...続きを読む
  • 硝煙の向こうの世界 渡部陽一が見た紛争地域
    イラク、アフガニスタン、スーダン、ウイグル。何故こうも人は争うのか。会うと優しい友達たち。このギャップに戸惑う。非常にわかりやすくて、渡部さんと語り口が聞こえてきそうです。
  • ぼくは戦場カメラマン
    普段の日本の生活がいかに幸せなものか気づかされる。

    子供でもわかる平易な文章で書かれてはいるものの、その体験談は壮絶だ。自分も何かしないといけない気にさせられる。

    自分でもできることは何かな。探しながら生きる。やり方は人それぞれ。
  • 硝煙の向こうの世界 渡部陽一が見た紛争地域
    特別編として、東日本大震災の被災地を訪れたときのことも書かれています。

    だいぶ前に買ったのに、放置。フリージャーナリスト山本さんの訃報を聞いたときに読みました。

    現在世界中で起きている戦争・内紛その全てに必ずと言っていいほど後ろでは、それを利用しようし利益を得るために大国が利権を巡って動いている...続きを読む
  • 戦場カメラマンの仕事術
    著者の人柄がよく伝わる本。ここ数年テレビを見ていないけど、著者はまだテレビの人気者なのだろうか。本来の仕事で評価されるといいなあと思う。
  • 硝煙の向こうの世界 渡部陽一が見た紛争地域
    イラク戦争、アフガニスタン戦争、スーダン・ダルフール紛争、チベット・ウイグル暴動について、わかりやすく書かれた本。
    それぞれの戦争について、対戦国、原因、現在の状況など、全く知らない人でもわかりやすくまとめられている。
    内容もグロくないので、初めてこういう本を手にとる人でも読めると思う。
  • 硝煙の向こうの世界 渡部陽一が見た紛争地域
    彼が訪れた紛争地域に関するコメント集。

    とかく民族や宗教が絡まった紛争は「誰が悪いのか」ということがなんともわかりづらくなるが、彼独特の(良いか悪いかは別として)判断基準があるのだろう、とてもわかりやすく噛み砕いて記している。

    が、池上さんほどではないので(笑)★3つ!