山本浩のレビュー一覧

  • 仁義なき英国タブロイド伝説

    Posted by ブクログ

    学科の授業で取り上げられてたんだけど、
    この本おもしろい!

    イギリスのタブロイド、クレイジーすぎ。
    だって、身分偽って王室に潜入して内情をぶちまけるとか、
    ベッカム熱とか、すごすぎ。
    壮絶なタブロイドの世界。
    とにかく無謀。おもしろすぎ。

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    2009年10月04日
  • 仁義なき英国タブロイド伝説

    Posted by ブクログ

    ヴィクトリア朝時代の上流階級の生活でも描いているのかと思うほどの現実離れした虚像ばかり取り上げられる我が国の英国本。かの国の美しくない素顔が論じられないことに不満の方は本書をどうぞ。自身の主張は脇に置いて、テンポよく綴られた大衆紙の魅力を存分に伝える本である。英国では一般紙よりも大衆紙のほうがはるかに売れており、我が国でいえば、読売や朝日よりもスポーツ新聞のほうが人気みたいな話。だがこれらの大衆紙は、スポーツ紙がかろうじて保持している良識すら二の次の、何でもアリのスクープ合戦に日々その身を投じている。徹底した売らんかな主義こそタブロイドの正義。いかにもアングロ・サクソン的狩猟本能がジャーナリズ

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    2023年09月30日
  • 仁義なき英国タブロイド伝説

    Posted by ブクログ

    ネットで見かけて。

    英国のタブロイド紙がかなりえげつないことは知っていたが、
    その成り立ちや抗争が書かれていて面白かった。

    まずは、
    警察がきちんと捜査しなかった黒人男性の殺人事件の犯人を追及したのが、
    移民排斥の傾向がある保守派のタブロイド紙だった理由が、
    編集者が被害者の父親を使用人として雇ったことがあったからという
    かなり個人的なものだったのが意外だった。

    二大タブロイド紙が、
    オーストラリア人と東欧移民がオーナーとなっていたのも面白いし、
    海千山千の記者や編集者たちがインチキなネタをつかまされるのも面白かった。

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    2020年03月06日
  • 仁義なき英国タブロイド伝説

    Posted by ブクログ

    「読んでもちっとも賢くならないが面白すぎてやめられない」英国タブロイドの世界のご本。ベッカム・ダイアナなど日本でも有名な方の(裏)話に加え、とても国家権力に操られているとは思えない歯に絹着せない報道っぷりにスカっとします。確かに、賢くはならないと思いますが、非常に楽しめる本かと。

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    2011年11月08日
  • 仁義なき英国タブロイド伝説

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    王室のタブーを暴露し、ベッカムを「スーパースター」に仕立て上げ、時には政権の行方をも左右する英国大衆紙。
    ネタを演出し売上げを伸ばすためなら、潜入取材、隠し撮り、やらせと手段を問わない。
    紙面には、大スクープと大誤報、ゴシップと偏見、政策論議とヌード写真までが、ごった煮のごとく詰まっている。
    読んでもちっとも賢くならないが面白すぎてやめられない、英国タブロイドの世界へご招待。

    [ 目次 ]
    第1章 これぞタブロイド魂!―王室潜入ルポと殺人者「名指し」報道
    第2章 ダイアナは永遠に
    第3章 「ベッカム様」の作られ方
    第4章 奇人変人大集合―タブロイド小史
    第5章 ブレアとマードッ

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    2011年05月22日
  • フットボールの文化史

    Posted by ブクログ

    サッカーとラグビーの基となったフットボールに関して、前史から、パブリックスクールにおける展開、FA誕生による分裂、「プロ」と「アマチュア」の誕生までを通時的に明らかにしたもの。
    所々引用元が不明であったり、ハッキリとしない表現も見られるが、通時的な理解を得るにはちょうどいい本だと感じた。

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    2014年04月27日