Jクリシュナムルティのレビュー一覧

  • 英知へのターニングポイント――思考のネットワークを超えて――

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    ネタバレ

    私たち人間は何千年もの間、生物的、知的、感情的、心理的にプログラミングされてきた。そしてそのプログラムを何度も何度も反復している。

    偏見や理想、信念、信仰はあらゆる混乱、不幸、テロ、破壊、とてつもない暴力を超越したものを一考え、観察し、吟味し、発見するのに必要な能力とエネルギーを妨げてしまう。

    観察は私たちが自分の偏見や特定の経験、特定の理解に固執している限り妨げられる。

    思考は私たちのすべてを束縛している共通の要素。

    人間はその人の経験、知識、条件づけに応じて考える。これはつまり私たち人間が思考のネットワークに囚われていることを意味する。

    世界全体の混乱を理解するには私たちが生物的

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    2019年11月19日
  • 英知へのターニングポイント――思考のネットワークを超えて――

    Posted by ブクログ

    自分なりに書いてあった事をまとめてみる。

    ・一個人の思考と思っているものも普遍的で全人類共通の要素である。どこに行こうと、人間は似たり寄ったりである。自分が苦しんでいるのと同じように他人も苦しんでいる。
    ・人間の思考は生物的、社会的にプログラムされ条件づけられている。それゆえ人間は何度となく同じパターンを反復する。
    ・思考は知識の活動であり、知識は時間を通じて生まれる。
    ・時間は思考であり、思考は時間である。どんな心理的運動も時間である。思考と時間は不可分である。
    ・偏見をなくそうと努力することより、物事をはっきり見ようとする気持ちが重要だ。
    ・偏見があるときには英知は拒まれる。
    ・誰かに従

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    2012年08月13日
  • クリシュナムルティの教育原論

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    直観的にとある本屋が浮かび、直観的に手に取った本。

    それがクリシュナムルティとの出会いだった。

    真理の探求者や教育者にもおすすめです。

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    2024年12月09日
  • 英知へのターニングポイント――思考のネットワークを超えて――

    Posted by ブクログ

    クリシュナムルティは、悲しみは決して個人的なものではなく、人類全体の悲しみであるとする。その人類の悲しみを、他人の分析(宗教、政治、心理学、グルなど)で得た思考で解決するのではなく、完全な注意(attention)で理解する。思考は生活する上での便利なツールではあるが、人生の悲しみを解決はしてくれず、より複雑化してしまうということ。

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    2016年11月22日