沢井鯨のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
いやいや、すげー!!
もう止まらない止まらない。
歩きながら読んでいて、コントみたいに途中で電柱にぶつかったのは生まれて初めてですよおっかさん。
出てくるキャラがみんな濃くて、誰もどうもうさんくさい。
多分ここにいたらあたしなら、最初の一日で死体になっているだろうなー。
せこい、うさんくさい、ちょっと小汚いストーリーが途中、ちょっとヤな奴キャラだったオカヤスに訪れた陰惨な悲劇から一転、坂を転がり落ちるようにテンポが変わる。
金と血と裏切りと政治。
最後の最後のどんでん返しに、チキンなあたしは少しほっとした。
でもこの話、うーん、やっぱ勧める人は選ぶなー。
あたしはまじで、大好きだけども -
Posted by ブクログ
ネタバレ「この物語は作者の実体験をもとにしていますが、フィクションとして書き下ろされたものであり、実在する個人や団体とは、一切関係がありません。」とある。
が、これは全てをフィクションと片づけられるものではない気がする。
今まで興味を向けることもなかったカンボジアで近い昔、こんなに大変なことが起こっていたとは。
ポルポト時代がこんなにも悲惨だったとは。
多くの人に読んでもらいたいと思うが、かなり重い内容なので、簡単には薦められない。
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札幌の中学の教壇でチョークを握っていた私は、気が付くと灼熱のカンボジアで牢獄に繋がれていたーー。
プノンペン拘置所生活半年の著者が描く、謂われのない罪で収監された -
Posted by ブクログ
・もうこの沢井って人バカじゃないのかと。文章も構成もP.I.P.に比べたら相当良くなってるけど、何だよこの後半の展開。なんで単なる日本人滞在者がフィリピン政府からエージェント扱いされてスパイまがいの活躍するんだよ。大体ジェネラル・レジェンドって何よ?そんな切り札最後にポンって、アホか。いや、ホントにアホだこいつ。
・結局のところカンボジアでの投獄っつー体験に勝る体験がフィリピンじゃ無かったわけですよ。だからこんな荒唐無稽な内容になったんだよ。
・でも前半のフィリピンの描写は結構調べてるなーと思いました。特にマネーチェンジャーで目の前で数えたはずの紙幣が持って帰ると半額になってる、ってのは現地の -
Posted by ブクログ
・構成はめちゃくちゃなのにダラダラ500ページ近くある事に驚いた本。勢いだけで書いたような本。
・でも体験をもとにしているだけに内容は興味深くてうんざりしながらも好奇心だけで読んじゃう。
・後半100ページは展開はやくて楽しんで読めた。けど突っ込みどころは満載。えっそんなにすんなり?みたいな。
・実話じゃなきゃここでその挿話ありえねーだろー、っていうようなエピソードが出てくる。こういうあたり、やっぱ実話なんだろうなって変に説得力がある。
・ポルポトの側近だった老人が話している内容を本当に作者が自信で耳にしたんだったら凄い。この証言が歴史的にどの程度の重みを持つかはわからないけど。
・ドラマのプ