稲垣麻由美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
個人の体験談で構成されており読みやすかった。
家族が病気になったことから、自分も病気になって死んでしまうのでは、と漠然と怖くなることがたまにあったが、下のように整理出来ると怖さは軽減されていくのだろうなということが分かってとても良い本だった。
死の恐怖は3つに集約出来る
①死に至るまでの過程に対する恐怖
②自分がいなくなることによって生じる現実的な問題
③自分が消滅するという恐怖
人間は正体が分からないと負の想像力を働かせ、その怖さを際限ないとのとしてしまうところがある。
具体的に理解することで、少なくとも負の想像力は働かず安心することが出来る。
③は自分が無になることについて強い恐怖