人生でほんとうに大切なこと がん専門の精神科医・清水研と患者たちの対話
  • 値引き

人生でほんとうに大切なこと がん専門の精神科医・清水研と患者たちの対話

1,540円 (税込)
770円 (税込) 5月23日まで

3pt

4.3

がん宣告を受けると多くの人は混乱する。清水研先生(国立がん研究センター中央病院・精神腫瘍医)は静かな対話で患者の苦悩をほどいていく。
すると彼らは人生でほんとうに大切なことに気がついて輝きを取り戻すのだ。
がん宣告を受けると、多くの人はいやがおうにも死を意識し混乱する。そういう意味で、がんは非情な病である。本書に登場する患者さんも、がんと闘いながら、やがて自分自身の境遇に葛藤することになる。国立がん研究センター中央病院(築地)・精神腫瘍科長の清水研は、がん専門の精神科医として、これまで3000人以上の患者さんやその家族と、静かな水のような対話を続けてきた。入院患者だけでなく退院してからも清水との対話に通う人も多くいる。何度も対話を重ねるうちに、彼らは自分が負っている未解決な問題に気がつき、その解決に取り組み始める。ここに紹介する七人は、「小児がんで21歳で逝った大学生」「乳房全摘出を決意したモデル」「司法試験の前日にがんを発症・転移した青年」「ふたりの子供をもつ若いお母さん」「何不自由ない暮らしを送ってきた(はずの)主婦」「一人で喫茶店を経営してきた活発なママ」「全力で仕事をし、家族のヒーローとして頑張っているお父さん」だ。どの人も清水先生との対話によって、苦悩をほどき、人生の新しい扉を開いていった。――それは清水自身が若い頃から抱えていた心の鎖をほどいたのと同様だった。
本電子書籍は、まだまだ知られていない精神腫瘍科の存在を知ってほしいという、ひとりのがん患者の切実な願いから生まれました。

...続きを読む

人生でほんとうに大切なこと がん専門の精神科医・清水研と患者たちの対話 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年12月11日

    なかなか読み進められない。辛くて。
    けれど、「人生でほんとうに大切なこと」が本当に書かれている。
    誰かのせいにしたり、自分を卑下したりせず、今を大切にしようと思えます。

    0

    Posted by ブクログ 2021年04月22日

    もしも一年後、、に続いて読みました。とても深い内容で、いろいろな気付きを頂きました。死ぬことについて考えることは、生きることを考えることと同義なんです。

    0

    Posted by ブクログ 2022年02月19日

    個人の体験談で構成されており読みやすかった。
    家族が病気になったことから、自分も病気になって死んでしまうのでは、と漠然と怖くなることがたまにあったが、下のように整理出来ると怖さは軽減されていくのだろうなということが分かってとても良い本だった。

    死の恐怖は3つに集約出来る
    ①死に至るまでの過程に対す...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年03月05日

    “なにが見えない壁となって思うような人生を歩めていないのか、それに気づけば、その人の行動は変わるのだ。”(p.123)



    “「ここまで投げ出さなかった自分に、今、どんな声をかけますか?」”(p.144)

    0

人生でほんとうに大切なこと がん専門の精神科医・清水研と患者たちの対話 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 学術・語学

学術・語学 ランキング

稲垣麻由美 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す