別府正一郎のレビュー一覧
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2050年、世界の4人に1人はアフリカ人になると言われるほど人口増加が起こっているアフリカ。そのアフリカの悲惨な現実、絶望的な世界と真正面から向き合い、その魅力を語った名著だ。読めば出てくるのはショッキングな事実ばかりだ。ゴールドラッシュに沸く一方でISに横流しにされていたり、中国に石油を担保に経済的に支配されているアンゴラのことや、女児や赤ちゃんがレイプされている現実、気候変動の影響をもろに受けている海藻取りの姿は、決して望ましいと思えるようなものばかりではない。しかし、これだけ大きくなるアフリカに対して、決して無視できない独特の魅力があるのも事実だと思う。治安情勢の悪化の中でも、ギリギリの
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アフリカ大陸は世界の5分の1の広大な土地で、そこには54の国が存在する。先進国が軒並み出生率低下により人口減少と超高齢社会へ真っしぐらに突き進んでいるのに対して、依然として5〜7%を維持する国が多数あるなど、人口増加、未来の世界を担う若年層が占める割合は高い。だからアフリカは人類の未来を担うとまで言われる。経済の成長率を見てもGDP伸び率が3%台がようやくの先進国とは比較にならない程、大きな成長を続けている。ただしそれは現状が貧困にあり、それだけの成長を続けながらも一人当たりの生活費が先進国に比べ著しく低く、1日あたり100円にも満たない金額で生活する人が多い。特に国によっては内戦で国土が荒れ
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ウクライナ侵攻以降、世界は混乱に陥っている。これにより、西側諸国を中心にロシアを徹底的に非難する。その一方で、アジア、アフリカなどいわゆるグローバル・サウスでは、ロシアの対応がまるで違う。このように、世界は分断化が加速している。そこで本書はアフリカ諸国に焦点を当てることで、なぜこれらの国々はロシアを非難せず、むしろ、ロシアに寄り添うのかを見ていく。
本書にあるように、ウクライナは世界有数の食糧生産国で、とりわけ穀物は世界五大輸出国と言われるほど重要である。これが、ウクライナ侵攻によって、生産力は低下して、そのうえロシアが黒海を封鎖した影響で、食糧の高騰をまねいた。なかでも甚大な影響を受けた -
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ネタバレアフリカ 平均年齢19.7歳 日本 48.4歳
GDP伸び率 ルワンダ9.4%、エチオピア8.3%、ガーナ6.5%
世界の禁の40%、プラチナ90%
2050年世界の1/4がアフリカ人 アフリカの中国人100万人 日本人1万人
南アフリカ 格差社会
一年で2万人の殺人 国民半数が貧困層
農地の70%が人口比8%の白人の所有
アンゴラ
新植民地主義 債務外交 利息が医療、教育を上回る
中国の投資4.6兆円 輸出額95%の原油が担保 工事は中国企業
モーリシャス
気候変動 波による砂浜減少
ブルキナファソ
年間50トン 森林地帯でISの支配と密輸 トーゴを中継
南スーダン
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