きたやまようこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
盲導犬の、彼女との出会いと別れ。
自分の目となり足となってくれる存在の盲導犬。
しかし犬。
確かに、犬が苦手な人にはきつい存在です。
後、アレルギーの方?
今では普通に知っている人が多い存在ですが
この頃ならば、確かにすべてにおいて
説明をせねばならないかと。
親切だ、と思った事でも、本人にとっては余計なお世話。
自分の一部となり、家族となり。
けれど当然の事ながら、自分より先に置いていく存在。
書かれている事より、さらに色々な楽しかった事や
嬉しかった事や困った事があったはず。
だからこそ、分かっていても出来ない選択があります。
けれどこの選択は、彼女にとっての幸せだったと。 -
Posted by ブクログ
確か小4くらいの頃に、小学校に郡司さんがいらしたことがありまして。
バリアフリー教育の一環として、講演いただいたわけですよ。
んで、その時に学級文庫へ『ベルナのしっぽ』がサイン入りで寄贈されたのです。
でも、そうなってくると『ベルナのしっぽ』は、主に女子の間で大人気。
常に誰かが読んでいるもんだから、
僕は「そんなにムリして読まなくても」って斜に構えて、読むことはなかったのでございます。
そして、約15年の月日が経った今、遂に『ベルナのしっぽ』を読んでみたわけでございました。
さすがに二十歳をとうに過ぎたワタクシといたしましては、
この本が本当に大切なことを伝えてくれていることを理解しつつも