池橋宏のレビュー一覧

  • 稲作の起源 イネ学から考古学への挑戦

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    稲作は焼畑農業ではなく、サトイモなどの根菜栽培を起源とする株分けから生まれたとの説を展開する。水稲に備わっている短日感光性や休眠性といった遺伝子が陸稲では失われており、陸稲から水稲には簡単には戻らないとの理由で雲南アッサム起源論を否定する。いきなり種蒔きが始まったのではなく、株分けから栽培が始まったという主張も受け入れやすい。様々な難題が整理されており、歴史観も少なからず変えられた。情報量も多く力作である。

    根栽農耕
    ・根栽植物の貯蔵器官は、乾季のある亜熱帯や冬季のある温帯で発達する。熱帯降雨林では食料になる植物は少ない。
    ・根栽農耕は低湿地の農耕であり、移動耕作である焼畑で多年生の根栽農耕

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    2018年10月31日
  • 稲作渡来民 「日本人」成立の謎に迫る

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    稲作渡来民―「日本人」成立の謎に迫る (講談社選書メチエ 411)
    (和書)2011年01月02日 01:08
    池橋 宏 講談社 2008年4月


    柄谷行人さんの書評で読んでみきることにしました。

    稲作渡来民という見方が中国・朝鮮との繋がり、そして稲作という技術の伝来が書かれていて面白いところでした。

    稲作というものへの飛躍はそう簡単にはできない。だが、その技術の伝来と言語、人の交通などとても興味深く面白く有益な視点を教えて貰ったと思う。

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    2020年09月27日
  • 稲作渡来民 「日本人」成立の謎に迫る

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    この著者さん、おそらく基本的な部分は抑えているみたいだけど、ある程度学説的に合意取れてる部分、留保がつく部分、仮説の段階の部分をひとまとめに、私はこう思うで通しちゃっているから評価はしづらい
    とりあえず大まかな部分で反対はないものの、編集はもう少し仕事をすべき

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    2013年06月23日
  • 稲作渡来民 「日本人」成立の謎に迫る

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    米を主食とする「われわれ」のルーツはどこか。
    長江下流→山東半島→朝鮮南西部→北九州。
    舟を操り稲作とともに漁撈を生業とする「越」系の人びとにその鍵はある。
    イネ学に加え、考古学・言語学の最新の成果を渉猟し、「日本人」成立の過程を総合的に描く。

    [ 目次 ]
    第1章 弥生文化はどこから来たか
    第2章 朝鮮半島の稲作渡来民
    第3章 稲作渡来民の舟と航海
    第4章 稲作渡来民はどこに定着したか
    第5章 日本人の中の渡来民
    第6章 渡来民によって日本語はどう変わったか

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    2010年07月14日