ジェイソン・モットのレビュー一覧

  • 毒見師イレーナ/よみがえり~レザレクション~ ◆ハーパーBOOKS創刊記念 ◆無料立読み版

    購入済み

    ファンタジーものではあるが

    異世界物ではあるが、他の作品の多くが魔法や超能力 チートな力で安易に物語を進めているのに、そのような手段を使わずしっかりと物語を組み立てている。身分制度の課題もしっかりと書き込んでいる。翻訳も非常によくいわゆる翻訳臭が全くしない。波乱と危機感に富んだストーリー展開に惹きつけられる。

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    2023年01月01日
  • よみがえり~レザレクション~

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    この本を読む人は多分、帯を見て、少しの覚悟をしなければならない。
    『大切な人が生き返ったら――――あなたは本当に喜べますか?』
    この文句が、この作品をこれ以上ないほどに物語っている。

    50年前に8歳の息子を亡くした老夫婦の元に、その息子が還ってくる。
    姿形、記憶、全てが息子そのものだけれど、どこか、何かが違っている。
    妻は神の奇蹟だと信じて彼をほとんど無条件に受け入れ、夫は拒絶を示して距離を測りかねながらも少しずつ失われた幸せを取り戻していく。
    だが、よみがえったのは息子だけでなく、この町、この国、この世界じゅうの人々で、そのために世界は混乱に陥る。
    そのさなかで、老夫婦がとった行動が、この

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    2015年07月28日
  • 毒見師イレーナ/よみがえり~レザレクション~ ◆ハーパーBOOKS創刊記念 ◆無料立読み版

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    個性的なお話

    前半の方の作品は、その境遇上ヒロインの立場になって考えると結構重い内容に感じました。一方で「死者がよみがえる」描写のある後半の作品の方は死者に対する戸惑いの存在に興味がひかれました。非現実的なことでも小説になると脳裏にイメージができるので、リアルに感じられて興味深い展開で満足でした。

    #深い #シュール

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    2022年11月01日
  • よみがえり~レザレクション~

    Posted by ブクログ

    題材が難しいと思うが、よくまとまっていると思う。

    極端に感動した!というわけではないけれども、なんとなく読後に心に残るものがあった。
    よみがえりと聞くと何となく身構えて読み始めてしまったが、すらっとよめた一冊。

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    2015年11月25日
  • よみがえり~レザレクション~

    Posted by ブクログ

    死んだ人が次々とよみがえる現象が世界各地で起こり、日に日にその人数が増えていく。50年前に8歳息子、ジェイコブをなくしたハロルドとルシールの元にも…息子が現れる前は否定的だったルシールは息子を溺愛し、ハロルドは終始、否定的。この夫婦を軸に、混乱していく人々の様が書かれている。もし、大事な人が蘇ったら…もし、自分の大事な人だけ蘇らなかったら…増え続ける「帰還者」に自分の生活が脅かされたら…なにより、「帰還者」は「人」であるのか?この小説が投げかけてくるテーマは重く、難問です。

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    2015年08月04日
  • よみがえり~レザレクション~

    Posted by ブクログ

    アメリカの小さな田舎町アルカディア、老夫婦のところに、昔8歳で死んだ息子が還ってくる。牧師夫妻と昔の彼女、殺害された一家、収容所に拘束、反対派の過激行動。

    ドラマのノベライズかと思っていましたが、原作でした。銃で争うようになるのが、アメリカらしいと思いました。

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    2016年05月07日