川崎昌平のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
タイトル通りの99のいろいろな作業が、見開き1ページにつき1項目。かわいらしいイラストとともに紹介されています。
中には、「シュレッダーは一枚ずつかける」「募集してない会社に履歴書を送る」など、思わず笑ってしまうようなすてきな案件もたくさんあります。
自殺なんて自分には関係ない!と胸を張って言い張れる方も、楽しみながら眺められる内容です。ストレスを溜めないように、気分転換を効率よく行うために、参考にしてみてはいかがでしょうか。
そして、そう言い張れない方は、いつかに備えてぜひご一読を!
ちなみに表紙絵は、69番目の「カラの湯船に入」っているところだそうです。
(乾) -
購入済み
これはリアルか
編プロに転職する際、この本を読み、なかなかヘビーな環境のように描かれていて正直ビビりました。
実際働きだすと、ここまでではないものの、概ね編プロの実態に即していると思います。
版元のみなさん、もう少し優しくして。 -
Posted by ブクログ
『01 あきらめる
ちょっとやってみて、少しでもムリだと感じたら、あきらめる。それが心を軽くするコツです。最初から「無茶しない」という態度でもかまいませんが、それはそれで「チャレンジしない意思」が必要となり、それなりに精神力が求められます。ですから、まずは軽い気持ちで挑んでみて、その上であきらめるようにしてみましょう。』
おお。
これは心が少し軽くなる。
「頑張らない」それはよく言われる。
でも、頑張らないのが頑張らないと出来ないんだよ!
みたいな脳を持つ人々には、
「少しやってみる」というのは、いいかも。
その上で、あきらめる。
・・・まあ、それも難しいんだけどね。
下手したら失敗体験の -
Posted by ブクログ
私は、自分の思考を整理し、的確に「伝える力」を高めたいと常々考えていました。アウトプットの質を上げるには、文章を客観的に見直し、改善する「自己校正力」が不可欠だと感じていたのです。
今や生成AIを使えば、文章の校正はボタン一つでできてしまいます。しかし、AIは私たちの意図を100%汲み取ってくれるわけではありません。そもそも、執筆の段階で分かりやすい文章が書ければ、それに越したことはないはずです。
そんな時に目に留まった一冊が、川﨑昌平さんの著書『文とむきあう』です。
なぜAI時代に「自分で校正する力」が必要なのか?
本書が力強く説くのは、「書き手自身が、自分の文章を校正すべき」という点です -
Posted by ブクログ
2016年に書いた本の増補改訂版らしい。
今の時代に文章を書くためのヒントがたくさん。
誰もが発信し、受け止められる状況が出来て、
かえって以前ほど気軽にものを言うことが難しくなる中で、
いかに勇気をもって自分の言葉を発していくか。
世にあふれる文章は、多様性よりも、
むしろ二つから一つを選ばせるような狭い価値観や、
二つだけをつなげて出したような拙速な結論が目につくように思う。
情報は山のように集められても、それはただの材料でしかなく、
じゃあそこからその人が何を見出すのか、がないと面白くない。
データという客観性の中に隠れた自分は、無記名で暴言を吐くのとたいして変わりない。
かといって自分