川崎昌平のレビュー一覧

  • 自殺しないための99の方法

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    たまにはゆるりと緊張や苛立ちから解き放たれて。
    ここに収められた99の方法はどれも「ああ、やった事あるわ」か「そんな方法あるのか」である。
    クスッと笑えるものから「いやいやいやいやちょっと待て」まで、ゆるりとしたイラストと共にどうぞ。

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    2024年02月16日
  • 自殺しないための99の方法

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    ①心が折れる→②療養→③復活の3段階に分けて心を落ち着けて生活するためのヒントを教えてくれる。

    心が疲れているときでも読みやすい見開きで一項目という構成で、左がゆるいイラスト、右が文章になっている。
    病んでいる状態でも受け入れやすい本だった。

    一つ一つの項目がバラバラな内容ではなく、繋がっていることで、参考にしやすい。

    自分にできないことがあることを受け入れることが今の私に足りないのだとわかった。

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    2023年03月30日
  • 書くための勇気

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    最後まで読んで、これは批評を書くためというより、よりよく生きるための方策を「書く」という行為を通じて実践していくための本とも言える気がする。
    句読点の打ち方や助詞の「の」効果など、いわゆる文法にまつわる指摘から、書いた文章の読み方、読者からの反応の受け取り方まで、一筋縄では行かないことばかり。
    だから、書き続けて以前より良くなることを目指していく。
    言葉を磨いて自分が磨かれれば、外へと少しずつ広がっていく…のかもしれない。

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    2022年03月23日
  • 重版未定3

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    なんだかせつない幕切れ。いかに出版業界が過酷かを知らされ、読者として本を読めることのありがたさを実感しました。
    知らないことをたくさん教えてもらいましたが、エンターテイメントとしてもとても面白い読み物で、登場人物たちのキャラも愛着がわきました。
    ぜったい書物はなくして欲しくない。もっともっと本を読もう。楽しいよ!小説も雑誌もコミックも! 大声に出して訴えたい。
    ネット全盛の今日だからこそ。

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    2021年12月11日
  • 重版未定2

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    表紙は編集部員のバケツさん。舞台は小さな出版社の漂流社。社是は「流されるな。流れろ。」満身創痍の各社員のキャラが唐突で戸惑いますが、慣れると愛着がわきます。それぞれに結構教養が高いのです。でもときどき乱暴な物言いをしますが、業界ではこうなのでしょう。読者のことを考え、書物を愛する主人公には敬意がわいてきました。「おもしろい本をおもしろいと信じて編集した自分を信じろ」「この世で自分ほど信じられないものもないと思って生きてきたが、少しは信じてみるか。」感動した私は単純でしょうか?まあそれでもいいです。

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    2021年12月05日
  • 重版未定1

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    おもしろい。出版業界を垣間見られ、そこにいるかのような疑似体験ができる。主人公は女の子かと思ったら、ネクタイしてるから男性だったみたい。同僚もお酒とタバコでストレス多めであることがよーく伝わる。こんなにたくさんの人々の手を経て、私たち読者の元に本が届くと思うと、本当に感謝の気持ちでいっぱい。著者のことしか頭になかった今までがうかつでした。

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    2021年12月04日
  • 自殺しないための99の方法

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    タイトル通りの99のいろいろな作業が、見開き1ページにつき1項目。かわいらしいイラストとともに紹介されています。
     中には、「シュレッダーは一枚ずつかける」「募集してない会社に履歴書を送る」など、思わず笑ってしまうようなすてきな案件もたくさんあります。
     自殺なんて自分には関係ない!と胸を張って言い張れる方も、楽しみながら眺められる内容です。ストレスを溜めないように、気分転換を効率よく行うために、参考にしてみてはいかがでしょうか。
     そして、そう言い張れない方は、いつかに備えてぜひご一読を! 
     
     ちなみに表紙絵は、69番目の「カラの湯船に入」っているところだそうです。
     
     (乾)

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    2015年12月02日
  • 同人誌をつくったら人生変わった件について。

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    【動機】自分で本をつくるときの参考にしたくて

    かく内容をどうするというより、本の作り方に関してが主なものだったので、「自分の場合はどうしようか」と楽しく想像しながら読むことが出来た。

    同人誌という枠の中に、二次制作以外のおもしろそうな本があるというのもなるほど。

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    2024年11月25日
  • 売れないマンガ家の貧しくない生活

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    よくある節約系の漫画家と思いきや、
    生き方というか、ワークライフバランス、
    「趣味を仕事(副業)にする」ということを描いたお話だった。とても興味深く読んだ。

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    2023年07月04日
  • 書くための勇気

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    前半は、批評がなぜ必要か・批評を書く構えはどういうものか、で後半は、実際に書く際に気をつけること、になっている。前半は理論編で、後半は実践編というかんじです。前半はけっこう刺激的で面白いのだが、後半は単発的なTips集のようなところがあるので、同じペースでは読み進められないかな。後半のさらに後半はかなりトリヴィアルな”文章作法”なので通読するよりは、眺めておいて後で必要な時に参照するような使い方でいいように思います。

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    2022年09月15日
  • 自殺しないための99の方法

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    私にとっては(一般的な話しではない)、自殺をしないというのは決意で、楽になりたい誘惑に打ち勝つ努力で達成されることと、現時点では感じている。99個も集めれば合う合わないは出てくるけど、成果は打率で、少なくとも今生きてるわけだから、成果は出てるな、と思った。

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    2022年06月25日
  • 重版未来 ―表現の自由はなぜ失われたのか―

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    重版未定とキャラは通底しているけど、これは純然たるフィクションで、全く別の作品だった。来ないといいね、こんな未来。

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    2021年08月31日
  • 重版未来 ―表現の自由はなぜ失われたのか―

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    2030年に出版された本を装い、過去を振り返り、表現の自由が失われた世界を描いている。ディストピアを描くことで、現代への警告をしているのが本書。表現の自由は、黙っているだけでは続けられない。先人が勝ち取ってきたもの、すなわち本、出版文化を守るには、表現をし続けることだと。
    著者の本は初めて手に取る。他の本も読んでみたくなった。

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    2021年04月09日
  • 編プロ☆ガール

    購入済み

    これはリアルか

    編プロに転職する際、この本を読み、なかなかヘビーな環境のように描かれていて正直ビビりました。
    実際働きだすと、ここまでではないものの、概ね編プロの実態に即していると思います。
    版元のみなさん、もう少し優しくして。

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    2020年02月22日
  • 自殺しないための99の方法

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    『01 あきらめる

    ちょっとやってみて、少しでもムリだと感じたら、あきらめる。それが心を軽くするコツです。最初から「無茶しない」という態度でもかまいませんが、それはそれで「チャレンジしない意思」が必要となり、それなりに精神力が求められます。ですから、まずは軽い気持ちで挑んでみて、その上であきらめるようにしてみましょう。』

    おお。
    これは心が少し軽くなる。
    「頑張らない」それはよく言われる。
    でも、頑張らないのが頑張らないと出来ないんだよ!
    みたいな脳を持つ人々には、
    「少しやってみる」というのは、いいかも。
    その上で、あきらめる。
    ・・・まあ、それも難しいんだけどね。
    下手したら失敗体験の

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    2016年10月26日
  • 自殺しないための99の方法

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    過剰適応してしまい疲れてしまった人へのちょっと視点を変えるための工夫。このような状態になる人が、このような視点で行動を変えるのも勇気がいるかと思う。99もあるので、一つずつ変えていけば、視界が広がるかもしれない。可愛いイラストと短い文章で書かれたものだが、奥に流れている内容は深い。自信満々の人には向かない本でしょう。

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    2016年01月04日
  • 文とむきあう 相手に「伝わる力」が身につく文章の教科書

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    私は、自分の思考を整理し、的確に「伝える力」を高めたいと常々考えていました。アウトプットの質を上げるには、文章を客観的に見直し、改善する「自己校正力」が不可欠だと感じていたのです。
    今や生成AIを使えば、文章の校正はボタン一つでできてしまいます。しかし、AIは私たちの意図を100%汲み取ってくれるわけではありません。そもそも、執筆の段階で分かりやすい文章が書ければ、それに越したことはないはずです。
    そんな時に目に留まった一冊が、川﨑昌平さんの著書『文とむきあう』です。

    なぜAI時代に「自分で校正する力」が必要なのか?
    本書が力強く説くのは、「書き手自身が、自分の文章を校正すべき」という点です

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    2025年06月28日
  • ぽんぽこ書房 小説玉石編集部

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    活字本かと思って手に取ったら漫画でびっくりした。

    舞台は老舗?出版社の文芸雑誌編集部。
    アツくて熱い主人公が編集部内の危機を救いつつかき回す。
    作家さんも、編集さんも大変なんだなーっておもった。

    私には大して関係のない世界かもしれないけど、
    読書が好きな人は少なからず興味がある世界。

    そんな業界の裏を覗き見させてもらったような感覚。
    面白うございました。

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    2023年10月12日
  • 書くための勇気

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    「はじめての批評」という本の増補改訂版として企画されたということで、文章を書くこと全般ではなく、批評の書き方に特化している。
    頻繁に出てくる著者の謙遜が、本書の内容の堅さと合わず、引っかかった。

    以下、参考になると思った点。
    •わかりやすい言葉が、本質を見えづらくする(例 国債を国民の借金)
    •安易につまらない、おもしろい、と評価しない。どう面白いのか、つまらないのかを考えることで、語彙力が飛躍的にあがる。つまらないと感じたものを5つ集めて、それぞれを説明するとトレーニングになる。

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    2021年10月02日
  • 書くための勇気

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    2016年に書いた本の増補改訂版らしい。
    今の時代に文章を書くためのヒントがたくさん。
    誰もが発信し、受け止められる状況が出来て、
    かえって以前ほど気軽にものを言うことが難しくなる中で、
    いかに勇気をもって自分の言葉を発していくか。
    世にあふれる文章は、多様性よりも、
    むしろ二つから一つを選ばせるような狭い価値観や、
    二つだけをつなげて出したような拙速な結論が目につくように思う。
    情報は山のように集められても、それはただの材料でしかなく、
    じゃあそこからその人が何を見出すのか、がないと面白くない。
    データという客観性の中に隠れた自分は、無記名で暴言を吐くのとたいして変わりない。
    かといって自分

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    2021年03月08日