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Posted by ブクログ 2022年03月23日
最後まで読んで、これは批評を書くためというより、よりよく生きるための方策を「書く」という行為を通じて実践していくための本とも言える気がする。
句読点の打ち方や助詞の「の」効果など、いわゆる文法にまつわる指摘から、書いた文章の読み方、読者からの反応の受け取り方まで、一筋縄では行かないことばかり。
だか...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年09月15日
前半は、批評がなぜ必要か・批評を書く構えはどういうものか、で後半は、実際に書く際に気をつけること、になっている。前半は理論編で、後半は実践編というかんじです。前半はけっこう刺激的で面白いのだが、後半は単発的なTips集のようなところがあるので、同じペースでは読み進められないかな。後半のさらに後半はか...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年10月02日
「はじめての批評」という本の増補改訂版として企画されたということで、文章を書くこと全般ではなく、批評の書き方に特化している。
頻繁に出てくる著者の謙遜が、本書の内容の堅さと合わず、引っかかった。
以下、参考になると思った点。
•わかりやすい言葉が、本質を見えづらくする(例 国債を国民の借金)
•安...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年03月08日
2016年に書いた本の増補改訂版らしい。
今の時代に文章を書くためのヒントがたくさん。
誰もが発信し、受け止められる状況が出来て、
かえって以前ほど気軽にものを言うことが難しくなる中で、
いかに勇気をもって自分の言葉を発していくか。
世にあふれる文章は、多様性よりも、
むしろ二つから一つを選ばせるよ...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年09月14日
削りながら書く=文字数を節約する。
過去へのリサーチ=書く前に調べる必要がある。
読み手は賢く鋭く感受性に富んでいる。
わからないもの、に視線を向ける。
文章と文章の余白を意識する。思考の形跡がある。
yesを伝えるために、noから始める。
テキテキしない=的を使いすぎない。
つまらない、と書かない...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年07月30日
文章(批評)を書く心構えから書くことの意味、細かい文章術まで、「書くこと」について書かれています。当然SNSなどが普及した現状に即して考えられています。 ただし、個人的にはそれほど目新しい話題があったわけではなく、特別心に残ったこともありませんでした。現在執筆に勤しんでいて、書けないとかどう書いてい...続きを読む
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