紫はななのレビュー一覧

  • かまどの嫁 1
    発売日後、なかなかチャンスがなく手に取るまでに少し時間がかかりましたがやっと読むことが出来ました。
    陰陽五行や魑魅魍魎がニギニギ詰まっている、架空だけれどどこか懐かしさがあるような不思議の国を舞台にしたお話です。
    登場人物たちはくるくるとよく動きまわり、アニメーションを見ているかと錯覚させるよう。ま...続きを読む
  • かまどの嫁 1

    最初は酷い待遇に置かれた主人公がけなげでほろりとしましたが、後半に状況が少しずつ明かされていくと厄介な事情に涙でした。
  • かまどの嫁 1
     一度栞を落としてしまい、もう一度読み返していますが、やっぱり面白いです。
     作中では、作者の紫はななさんが歴史小説を進んで読む、とおっしゃっていたように、文章にところどころ古風な言い回しが紛れています。読んでいて楽しいです。
     また、話初めに御饌の作り方があったり、登場人物がお菓子を食べた時の感想...続きを読む
  • かまどの嫁 1
    挿し絵や表紙を手掛けてらっしゃるMinoruさんが好きで手に取ったけど、まあなんとも可愛らしくて美味しそうで!続き物であることの幸せを噛み締める次第。鹿の子ちゃんのひたむきさ、男子や妖でなくとも虜になります。一生懸命な子は本当に可愛い。素敵。早く続きが読みたい。
  • かまどの嫁 1
    陰陽師家の側室として嫁いできた鹿の子。しかし鹿の子は妖が見えず、霊力もなし。側室に不相応と、翌日からかまどの見張り番。ひたすら菓子を作り続ける鹿の子の周りに甘いもの好きの妖したちが現れて。

    小さなお団子を結って、粗末な着物の鹿の子。
    来る日も来る日も御饌菓子を作り続けているうちに、鹿の子の周りが騒...続きを読む
  • かまどの嫁 1
     お稲荷さまの直会がなければ、一日もたぬその身体。
     神に呪われ神に愛され、この娘は人のではないのかと訝しむ。または神の花嫁として生をうけたとでも。
    (P.336)
  • かまどの嫁 3
    最終巻。うーん、月明が報われて良かったと思うけど、鹿の子が死んでも一途に思い続けて狐のままで終わる蔵馬が切ない…。正直、「菓子を食わねば、逢えぬ娘」というフレーズに惹かれて買った身としては、蔵馬に幸せになってほしかった。なのに、全然眼中ないどころか、久助選ぶし。そうかと思えばおさまるところにおさまっ...続きを読む
  • かまどの嫁 2
    お菓子の神様に恋をした鹿の子は久助と心を通わせながら、御饌巫女として今まで以上に菓子と向き合い一生かまどの嫁でいる覚悟をする。すごいイチャイチャしててびっくりしたw久助の屁理屈イチャイチャが甘くてニヤニヤした( ˘ω˘ )そして蔵馬がもふもふになってて可愛さ増量。
  • かまどの嫁 1
    砂糖売りの娘の鹿の子は陰陽師の側室として嫁ぐも、初夜に旦那様の顔を一目しか見れぬままお稲荷様への御饌づくりのためかまどに押し込まれ『かまどの嫁』と呼ばれることに。元パティシエが綴る和菓子と恋の話。和菓子はあまり得意ではないのに、読んでるとすごく食べたくなってくる^^ そして鹿の子の天然小悪魔っぷりに...続きを読む