筑波大学ネットコミュニティ研究グループのレビュー一覧

  • 「炎上」と「拡散」の考現学 なぜネット空間で情報は変容するのか

    Posted by ブクログ

    筑波大学で小峯さんと逸村先生・池田くん・落合くん(今は先生)・善甫さん(こちらも今は先生)たちがやっていた共同研究の成果をまとめた本。
    2014年に神戸の国際学会で発表していた内容を、小峯さんが一般書向けの文章に落とし込んだもの。

    いくつかの「炎上」案件を選んだ上で、その関連する発言すべてをポジティブ・中立・ネガティブのいずれかに分類し、炎上がどういう経緯を辿ったかをグラフ化する+その顛末の途中でどういうコメントが出ていたのかその内容も逐一、見ていくという、かかる時間と作業内容でたまる鬱憤を考えるだけでも気が遠くなりそうな研究の成果がまとめられている。
    少ないサンプルに絞ることで量的なことと質的なことの両方ができているのが良い。追試はやりたい人が、他の事例で量的にやってみればいいって話でもある。

    量的な成果として、炎上(というかある発言がその後、拡散していく過程)は「上昇し続ける」(ポジティブな評価がつづく)、「下降し続ける」(ずっとネガティブな評価が続く)、「上がって下がる」(最初はポジティブな評価があったが途中から反転)、「下がって上がる」(最初はネガティブな評価が続くが火消しに成功)に分けられる、としている。
    その話自体も面白いんだけど、その後の各事例についてコメントの移り変わりを見ていくとことかが・・・大変生々しいというか、結構な数「標的が自殺するまで追い詰めろ」的なコメントがあるというのは、そうだろうとは思っていても、実証されるとエグいな。
    小峯さん自身が必ずしもWebどっぷりな人ではない(というか、全然ない)せいもあって、SNSの発信を突き放して見られているところもこの本の特徴かも知れない。人の下衆さをはっきり指摘できているところとか。

    来週、ちょうどリテラシー関連のコマやるし、この本も紹介しておこう。

    あ、あとタイトルの格好良さが凄いよね。「考現学」と持ってきたか。

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    2015年06月24日
  • 「炎上」と「拡散」の考現学 なぜネット空間で情報は変容するのか

    Posted by ブクログ

    SNS利用の目的は
    自己宣伝 自己防衛 他者への攻撃 反論

    炎上は4タイプのパターンを描く

    金 性欲 社会正義

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    2022年01月30日
  • 「炎上」と「拡散」の考現学 なぜネット空間で情報は変容するのか

    Posted by ブクログ

    人類はSNSという新しい火を手に入れた

    発信された情報が、他人に伝わる過程で勝手に変質することを「informing」と名付けた

    ネット炎上はアメリカはもっと深刻、日本もこれからもっと深刻になるのでは

    informingが起きる理由は、金、性欲、社会正義の3つ

    IPA調査にてネットユーザーの4人に1人が、悪意の投稿をしている

    ネット祭最大の出しものは、本人特定

    無料だから盛り上がる、0円炎上

    炎上の素となる大元の地点で受け手を買う買わないで仕分けすると、炎上アナウンスで終わることがある
    最初が有料発信はそれが可能

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    2018年11月25日