More Effectiveと冠されているだけあって非常に実践的。優先度の付け方やDoD、DoRにどのような項目を設定したらよいかなどアジャイルを実践していく上で悩む部分に対し、かなり詳細な方法論が提示されている。
「それをやったらアジャイルじゃない」に対する「だからどうしたというのだ」という姿勢には、手段を目的化せずビジネス価値を生み出すという本質を忘れるなというメッセージを感じる。
アジャイルというものがわかってきた、もっと効果的にやりたい。大きく組織を成長させたい。そんなタイミングで読むべき本。
・SPICIERシナリオ
「tells a customer Story(カスタマーストーリーを叙述し)」「includes Personal details(個人情報を含み)」「is Implementation-free(実装が不要で)」「told in the Customer's voice(顧客の声で語られ)」「reveals deep Insight about custmer needs(顧客ニーズへの造詣が深く)」「includes Emotion and Environment(感情と環境を含み)」「is based on Research(調査に基いている)」