太田忠のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
アナリストやファンドマネジャーとしての経験があり、証券業界に精通している著者が常識の通用しない株の世界でどのように行動すればよいかを解説した一冊。
読んでいて株式市場の難しさと分散投資や取引に時間の概念を持つことが非常に大事であることを感じました。
また、世間で捉えられている常識がほぼ通用しないことは色々な著書で勉強してきましたが、改めて本書を読んで肝に銘じる思いを感じました。
また、本書で書いてあることは意識はしてても実際の取引の場面となると忘れて行動してしまうものも多く、改めて意識を強くするきっかけにもなりました。
本書では信用取引の概念も丁寧に説明されており、追証や日歩など分かりにく -
Posted by ブクログ
株式市場では社会的常識が通用しない。人知を超えて衝動的に動く。
ボラティリティの大きさは、安定した投資の敵。
新安値銘柄には必ず理由がある。
上がっている銘柄は更に上がりやすい。過去最高値株価は上値を追う。
上の階に行きたい場合、下から上がってくるものに乗る。同じこと。
高値では売れない。分割売りを考える。
損失はお金の損失と時間の損失がある。
願望、恐怖、貪欲、という3つの感情で間違いが起きる
株式市場のボラティリティは結構大きい。
バフェットのやり方は日本では通用しない。アメリカは右肩上がりが続いている。
全体マーケットの中での個別銘柄の動き=ベータ値。相関関係を示す。景気に左右 -
Posted by ブクログ
投資に精通した著者が市場が下がっても上がっても稼ぐことの出来る投資のルールについて自身の経験などを交えて書いた一冊。
投資の目的を決めることやフルインベストメントせず手元資金を残すことなど投資家として間違った認識を正し、利益をしっかりと享受するための心構えを本書で学ぶことができました。
また、マイナス5%ルールや分散投資や時間差で利益を確定することなどしっかり稼ぐためのルールを明確にして守ることが大事であると感じました。
売買の記録をつけることや投資した銘柄について会社四季報や説明会資料、決算短信などの資料で確認を行うことなど投資家としての行動も勉強することが出来ました。
また相場の上昇時、