よくきく身近な病気のわりに(ゆえに)意外ときちんとした知識がない糖尿病の話。
こんな検査や治療をするよ、投薬はこんな感じで、治療行為にはこんな意味があるよ、という説明がメイン。
健康診断でちょっと不安になってきたわという一般人向けの本だけあってとてもわかりやすい。
思考の余地がないくらいわかりやすく
...続きを読むてちょっと不安になるが、ためしてガッテンくらいわかりやすい。
このシリーズはEBM(科学的根拠に基づく医療)という考え方にもとづいて刊行されたそうだ。
対人関係療法なんかもこの範疇なのかな?
著者名のところの肩書が「国立国際医療センター富山病院糖尿病・代謝症候群診療部長」ながっ!
折り返しの著者プロフィールにいたっては延々と学歴職歴が連なっている。かんじばっかだよ。
なんかプライド高そうな(もしくはプライドに配慮しなきゃいけない業界っぽい)紹介だなぁ…
本文にところどころ戸山病院のCMが入るのはご愛嬌か。
最後に糖尿病専門医のいる施設の都道府県別リストがある。あるところとないところの差が激しい。東京すげえ。
首都圏にいると「医者との相性」だとか「セカンドオピニオン」だとか簡単に考えちゃうけど、選ぶのが簡単じゃない場所はたくさんあるんだ。