相澤りょうのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
華々しくデビューしたものの、落ち目小説家の主人公。
心機一転引越しした先は、猫がやってくる家だった。
最初はいつかないように、とか頑張っていましたが
嫌いでない限り、あの魅惑から逃れられないかとw
文章を読んでいても、わらわらっと猫。
買い物に出かけても、猫。
完全に猫のとりことなっている主人公と
仕事をまっとうさせようとする編集者。
相談して方向を決める、とは聞いた事がありますが
こういう一方通行の通達みたいな状況も
本当にありえるのでしょうか?
これはこれで、つらいものがあります。
売れてないから、ならば、それはそれで辛いものが。
想像して読んでいくと、ものすごく幸せな感じです。
猫