高貫布士のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
上海特務上がりの艦隊将校で、上海租界の紅幇幹部、青幇暗殺者として擬装身分を持つ山口羅門少佐が哨戒艇(旧2等駆逐艦)艇長として活躍。
作者の作品群のあちこちに名(迷)脇役として現れる駆逐艦艦長がついに主役になってしまった。
特務機関員時代にあちこちの有力政治家や高級官僚に貸しを作り、海軍にも誰にも返す必要のない工作資金が15万円(5億円ほど)にも増えていたという実態が明かされている。
マレー沖、バリクパパン沖の船団護衛の活躍に目を付けられ、2巻は南遣艦隊の小沢提督のもとに貸し出されて、こき使われるらしい。
もともと楽しいキャラなのでどんな活躍が描かれるか期待大。 -
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Posted by ブクログ
最近ポツポツと増えてきた対ソ物。東条英機が御輿に過ぎず、山本五十六、石原莞爾らが政治的手腕を発揮して対米開戦の回避に努めつつ現在の脅威となっているソ連にいかに対抗するかを描いている。そして御上やバチカン、ユダヤ教なども登場し、バチカンがナチス、ファシストとも手を結びソ連包囲網を構築するために動いているという壮大な展開も見せている。とても面白い展開を見せているのだが、会話文と戦闘描写がほとんど無く地の文だけで物語が進んでおり、その地の文も時系列が曖昧で、また作戦の説明だったはずがいつの間にか兵器の説明になっていたり、兵器の説明が終わったと思ったら作戦も終わっていた、など読みづらい。この読みづら