週刊文春編集部のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
大物政治家の金銭スキャンダルから芸能人のゲス不倫まで、幅広くスクープを連発する週刊文春編集部。なぜスクープを取れるのか? その取材の舞台裏を、編集長と辣腕デスクたちによる解説と、再現ドキュメントにより公開する。
清原、ベッキー、甘利、元少年A…2016年に「文春砲」の標的となった人々だ。本書を読んで電車の中吊り広告に右トップと左トップがあることを初めて知った。スクープの裏には地道な取材の積み重ねがあることも改めて知った。今後も新聞やテレビが「知っていても報じられない」ネタを追いかけて、週刊誌らしいジャーナリズムを発揮してほしい。
(B) -
Posted by ブクログ
2016年の「週刊文春」は凄かった。タレント・ベッキーと既婚男性
ミュージシャンとの不倫、自民党・甘利センセイの金銭授受疑惑、
ジャニーズ事務所の女帝メリー喜多川の独占取材、舛添東京
都知事(当時)の公私混疑惑等々。
ライバル「週刊新潮」が霞んでしまうほどのスクープ連発だった。
そんな数々のスクープがいかにして生まれたのかを、編集長や
デスクが綴ったのが本書だ。
スクープの裏側とはいっても当然のように詳細な手法が書かれて
いるのではない。だって、それは企業秘密だものね。
要は地道な取材と情報提供者との人間関係の構築。週刊誌に
限ったことではないと思うが、基本中の基本だ