玖洞のレビュー一覧

葉隠桜は嘆かない１

玖洞 / つくぐ

この本の後書きにも書いてあるが、小説家になろうの投稿作品。その第1章部分に手を加えたものに特典のショートショートが付け加えられている。
やや暗めの世界感が上手く表現されているし、挿絵のタッチも上手くマッチしていると思う。序盤から読者を世界に引き寄せる導入もいいし、終盤のラドン戦の読み応えもバッチリだ。中弛みもしないし、ショートショートの内容も思わずあっと言いたくなるような出来でかつ本編に矛盾ない出来だと思う。なろうで読んだ人にこそ読んで欲しいと思う。

＃アツい ＃深い ＃ダーク

勇者から王妃にクラスチェンジしましたが、なんか思ってたのと違うので魔王に転職しようと思います。 ２

玖洞 / mori

主人公アンリの普通の女の子、勇者、魔王、それぞれの立場での思いや屈託を丹念に描いているし、魔王国の指導者層や国民たちの思いもよく描かれていて、薄っぺらくない物語に仕上がっている。大陸を冷害に追い込んだ元凶の人物がちらっと姿を見せ、不気味さを感じさせているのもいい。魔王国の先行きはまだまだ安泰とはいかない。いろいろな困難を描いていく方が物語の厚みが出てくる。

勇者から王妃にクラスチェンジしましたが、なんか思ってたのと違うので魔王に転職しようと思います。 １

玖洞 / mori

異世界召喚され魔王を倒したアンリは幽閉という王妃生活を一年送ったが、キレて魔王にジョブチェンジ。
滅ぼした魔族のハーフ達が段々増えて、いつの間にか本格的な国家経営プロジェクトへ…。
今後楽しくなりそうな予感がする作品。期待してます。

勇者から王妃にクラスチェンジしましたが、なんか思ってたのと違うので魔王に転職しようと思います。 １

玖洞 / mori

召喚された勇者が魔王討伐の後、王妃として飼い殺しにされていたのを、なんと魔王領にいって魔王宣言してしまう。その後、けっこう痛快な展開になるのだが、主人公のアンリの気持ちをしっかり描いているし、周りの登場人物たちとの掛け合いも面白い。

【合本版】勇者から王妃にクラスチェンジしましたが、なんか思ってたのと違うので魔王に転職しようと思います。

玖洞 / mori

[れれ]

一人の少女の成長譚

なろう小説によくある「俺TUEEE！」系なだけかと思いましたが、常に相手は己よりも格上な上に戦闘中ガッツリ重体レベルの怪我（骨折どころか内臓がはみ出ちゃってる）をしている所は好感が持てました。
「これは一人の少女の成長譚です。」とありましたが、主軸は主人公と女神の友情に感じました。
ちょっと入り込めなかった点は、主人公の口調ですかね。
“魔王”している時間だけなら良いのだけれど、普段もあの喋り方というのは……。

勇者から王妃にクラスチェンジしましたが、なんか思ってたのと違うので魔王に転職しようと思います。 ２

玖洞 / mori

２冊目．
GAIKOUの時間です．
優しいのか優しくないのか魔王サマ．
差し伸べた手を掴むモノには優しいけど
振り払うモノには容赦しない？的な．

今回はそんなに面白くなかったなぁ．
それもこれも原因ははっきりしてるんだよ．
帯で書いてる「天敵」さんが気に入らない．
それだけだ．

あとは謎のピンクさん「ドロシー」がすげえ怪しい行動してる．
オズの魔法使いでドロシーとか，どう見ても怪しいじゃないか．
次は直接か関節か知らないけど対決するんだろうかね．