浜島裕英のレビュー一覧

  • F1 戦略の方程式 世界を制したブリヂストンのF1タイヤ

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    ネタバレ

     著者の本二冊目。2005年に新潮新書から出された本は著者が携わった仕事全般についてだったが、本書はF1にフォーカスされている。
     タイヤはなかなか注目されにくい要素であるし、現在F1はワンメイクなので、タイヤでの差は生まれにくくなっている。それでもタイヤは車全体で唯一地面と接している部分であり、見る人が見れば貴重な情報がたくさんつまっている。F1やモータースポーツを観戦するときの新たな視点を授けてくれる本。

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    2015年10月14日
  • 世界最速のF1タイヤ―ブリヂストン・エンジニアの闘い―

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    ブリヂストンのタイヤエンジニアである著者による一冊。
    著者は、F1タイヤにおけるブリヂストン一強時代の立役者として有名。

    本書は2章に分かれており、
     1章は、著者のブリヂストン入社から始まり、モータースポーツタイヤ開発への挑戦、そしてF2,DTM等を経てF1参入までのドキュメント。
     2章は、タイヤエンジニア視点からレース現場の実際を紹介・解説した内容。
    となっている。
    プロジェクトX的な開発物語としても面白いし、タイヤ&四輪レース現場の四方山話としても面白い。

    ちなみに、ブリヂストンは本書発行の5年後(2010年)にF1から撤退している。営利企業として宣伝効果や開発費等々を鑑み

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    2013年07月15日
  • F1 戦略の方程式 世界を制したブリヂストンのF1タイヤ

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    F1の現場はどんな世界なのか?
    そこにおけるタイヤメーカーの立ち位置は?
    そういった話から、より細かなF1の楽しみ方としてラップタイムの分析や、タイヤの話など、日本のF1ファンなら誰もが知ってるブリッヂストンの浜島さんが語る。

    タイヤの種類の説明で、ドライタイヤはガムテープ、ウェットタイヤは小麦粉だとか、ソフトタイヤとハードタイヤの違いをお好み焼きに例えてたりして面白いですw
    ラップタイムのグラフを見て改めてベッテルすげぇと思った。
    指示通りにラップタイムを調整できるシューマッハもね。

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    2013年06月03日
  • 世界最速のF1タイヤ―ブリヂストン・エンジニアの闘い―

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    乗ったあとのタイヤを確認するのが一番の仕事。

    他のタイヤと同時に確認すると頭に残りやすい。

    ゴム工場のにおいはゴムのにおいでなく、バクテリアのにおい
    タイヤの摩耗量で運転がわかるy。

    最初の半年で技術発表会がある。低燃費タイヤ。熱をださなようにする。
    タイヤを作るにはどういう計算式が必要かを知る。


    情熱を持つこと。
    どんな有名人でもタイヤがどうだったか聞くこと。
    車に引かれないこと。

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    2011年11月06日
  • F1 戦略の方程式 世界を制したブリヂストンのF1タイヤ

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    ネタバレ

    F1でのブリヂストンのタイヤの話。F1とかが好きな人には面白い本。また、その手のモータースポーツの入門書としても読める便利な本。モータースポーツに対する見方が変化するそんな本であると思う。
    また、こまごまと参考になる本である気がする。

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    2011年08月16日
  • F1 戦略の方程式 世界を制したブリヂストンのF1タイヤ

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    実はブリジストンが本格的に参戦する前までは、F1の世界ではタイヤは添え物に過ぎなくて、タイヤによってマシンを速くするという発想は無かったらしい。でもタイヤを最適化してしてタイムを速くするほうが実はコストや時間が掛からないということに気づいて実践したのがロス・ブラウンなんだってね。それと勝つためにタイヤも含めてありとあらゆる手を打つドライバーがシューマッハであること。面白いね。

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    2011年07月25日