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Posted by ブクログ
ブリヂストンのタイヤエンジニアである著者による一冊。
著者は、F1タイヤにおけるブリヂストン一強時代の立役者として有名。
本書は2章に分かれており、
1章は、著者のブリヂストン入社から始まり、モータースポーツタイヤ開発への挑戦、そしてF2,DTM等を経てF1参入までのドキュメント。
2章は、タイヤエンジニア視点からレース現場の実際を紹介・解説した内容。
となっている。
プロジェクトX的な開発物語としても面白いし、タイヤ&四輪レース現場の四方山話としても面白い。
ちなみに、ブリヂストンは本書発行の5年後(2010年)にF1から撤退している。営利企業として宣伝効果や開発費等々を鑑みた結果であることは理解できるが、本書のような現場の挑戦・努力を知ってしまうと少々物悲しいものがある。
Posted by ブクログ
ブリヂストンと言えば世界一位のシェアを持つタイヤメーカー。モータースポーツの世界でも他社をリードしているというイメージが強い。特に2010年までのF1にワンメイクで全チームにタイヤを供給していたことは有名だ。
著者はBSのモータースポーツ部門開発室長だった人物。モータースポーツ部門に移籍する前、BSに入社した経緯から、会社の風土、精神を知ることができた。
BSのような巨大企業でもモータースポーツの世界ではまるで勝負にならない時代があった。そこから様々なカテゴリーを経てF1でトップチームと契約するまでに至る挑戦のドラマも興味深い。
著者が経験したレース、サーキットでの人間模様。そこから著者が感じた教訓、仕事の哲学は、タイヤメーカーだけでなく、幅広い社会で通用する深いメッセージを感じた。
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