加藤ゑみ子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
加藤ゑみ子さんの著作には、ほとんど駄作というものがありません。そのため、彼女の著作が出るたびに「この1冊が最後かも」と思ってしまうのですが、こうしてまた新たな作品を手にすることができたことを、嬉しく思います。本書は、これまでの著作の延長線にありながらも、1ランク上の内容になっています。と言うのは、今までの著作であれば、大した準備もなしに読んでも十分、内容を理解できましたが、本書に関しては、一定レベルの教養が必要です。
たとえば第二章に出てくる「用の美」は日本文化の哲学と言っても良いほどの重要な概念ですが、こういったことを深く理解するために、私たちは勉強しなければなりません。 p.53で彼女は「形は機能に従う」というルイス・サリバン(建築家)の言葉を取り上げています。日本建築で言うと法隆寺の五重塔はこれに従った傑作であり、あの美しさは機能を忠実に反映するところから来ています。しかし時代が下るにつれて当初の基本がおろそかになり、五重塔の構造は徐々に妥協したものになって行きました(五重塔や三重塔と言われる木塔は全国に500以上ある)。
「用の美」は、建築のような大きなものでなくても、たとえば着物の「帯」や、日本の刀といった身近なものの中に見ることもできます。帯は、必要かつ最低限の形をしていながらも、それが最大の装飾となり、私たちを魅了します。日本の刀は西洋の剣のように宝石などによる「装飾」に価値があるのではなく、刃という「機能」が芸術の域にまで高められているのです。このように、装飾からではなく機能から来る美を「用の美」と呼びます。
本書を読んで「和」に興味を持った方は、他の日本文化の本も読んでいただきたいと思います。彼女もきっと、それを望んでいることでしょう。
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購入済み
勉強になりました
この本の全てを取り入れるとなると、
なかなか日常生活では難しいことばもあり
全ては実践できないと思いました。
しかし少し工夫した言葉遣いにするだけで
伝わり方が違ったり相手に好印象を与えられることはとても勉強になりました。
出来ることから実践していきたいと思います。 -
Posted by ブクログ
生まれや育ちに関わらず、お嬢さまとしての振る舞いを身に着ける指南書
所々「ひょっとしてギャグで言っているのか?」と突っ込みたくなるところもあるけれども、概ねそれらしい事が書かれてある
大学の時の研究室の書棚になぜかあって、最初のところだけ読んで「へぇ~」って思ってたのと、最近ネットで新装版を目にしたので読んでみた
ざっくりまとめると
「恐れ入ります」とか接頭語の「お」とか「存じます」をいい感じに使い
ゆっくりと話せばオフィシャルな場ではそれっぽく見える
若干カジュアルな関係では語尾に「こと」「て」「の」を使ってもよい
皇室の記者会見をイメージすると一番近い感じなのだろうなぁ
でも後半で書かれてあるけど、そもそも上品とは何か?という本質については内面の心がけ次第
表面上ははいくらでも取り繕えるし、それを続けることで本当のお嬢さまになれるということかね -
Posted by ブクログ
ネタバレ時々はさまれるお嬢様ではないテイストのものに対するご指摘が面白く存じ上げました
お口から自然に出てきますように復読必須でございますわよ
おほほほほ(´Oノ`*)
著者様 インテリアアーキテクト(設計)
マナーの先生か何かかと思いきや・・・(笑)
【覚書】
お嬢さまの心得
悪いことと汚いことには、触れない、反応しない、コメントしない
さりげなく、気がつかない振りをする
どうしても、意見を求められた場合は、まず、「あなたはどうお思いになりますの?」とお相手にコメントしていただく
おほほほほ(´Oノ`*)
答えたくないことまで、正直に答えなくてよい
それでも、どうしても、否定的なことを申し上げなければならないような場合は、ほかの方の意見として
たとえば、「みなさま、お困りですわよ」「あまりよくおっしゃる方はいらっしゃらないみたいね」などと言えばよい
否定的なことに対しては、自分の本音は言わないのが、お嬢さまでございます
おほほほほ(´Oノ`*)
お嬢さまことばにふさわしくない話題
悪口、批判、露な感情表現、お相手のプライバシーに立ち入ったお話しや自分の打ち明け話など
|解説|から
「自分と他人、物事を肯定的にとらえ」、「相手の立場と位置を尊重し」、「公私の区別を明確にもち」、「状況に応じた的確な表現を試み」、「自分のことばに責任をもって」
他人はどうであれ、自分はそういう人をこれからも目指す!!!