確定申告のシーズンにタイムリーな本。税金とは何ぞやを分かり易く書かれている。現役の税理士さんが書いたものには説得力がある。鶴の恩返し、桃太郎、など日本昔話の10編をそれぞれが課税対象になるのか、ならないのかを面白おかしく解説している。なるとすれば何税?なんだろうなーと考えさせられる。例えば、鬼ヶ島から持ち帰った財宝には税金がかかるのか?猿や雉、犬にあげたキビ団子は給料になる?
わらしべ長者の物々交換での儲けは譲渡所得であり、課税対象になるなど、ああなるほどねーと感心する事ばかりである。勉強になる本である。