矢代仁のレビュー一覧

  • 公暁―鎌倉殿になり損ねた男
    冒頭の公暁が「くぎょう」と読まれているけれど「こうぎょう」の誤読でしょうというのはなるほどそのとおりだなという感じ。

    比企の娘(一幡母)が『吾妻鏡』において頼家の「妾」と書かれているのは北条側から「室」と記したくないためかもしれず、一概に「妾」ということで論じていくわけにもいかないのでは…と思う。