春田真のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
DNAの元会長春田さんのDNAの不恰好経営の舞台裏を綴った話。南場さんの本の対になっている内容。春田さんがDNAと巡り合うまでの件が自身には刺さりました。メモ。(1)最後の決断は部長がするが、部下たちはその前に自分がどういうことをしたいかを考えて行くのが住友のやり方といえた。仕事に対するアプローチの仕方が違っていた。
(2)高いところから始めれば、後で落ちて行っても合格点ギリギリのところでゴールに辿り着けるチャンスが残る。
(3)出資比率というのはある程度固まってしまうと、中々修正する事が出来ない。…より多くの経営の自由度が得られたはずだ。 -
Posted by ブクログ
野球界に参入した時のこと,自らの銀行員時代, DeNA へのジョインと様々な事件簿,そしてベイスターズのこれからのこと,という構成.
銀行員時代の話はよくある経営者の自叙伝といった「よくある感じ」は否めず.
DeNA の成長する過程は,いろんな事件がありながらも総じて勢いのあるなかで王道を突っ走ったんだなという印象.当事者として綴るのが苦しい部分も読み手にわかりやすく伝わっていることも含めて,読んでて面白かった.
ベイスターズ買収については,当初積極的に「モバゲーベイスターズ」とサービス名をチーム名に冠することを検討していたがかなわず,「DeNAベイスターズ」としてでもベイスターズを買収す -
Posted by ブクログ
DeNAの元取締役会長で球団買収の際に奔走され、同社の発展を支えてきた春田真氏の生い立ちや同社での足跡等についてかかれた一冊。
球団オーナーとしての野球に対する熱い思いやDeNAという会社からみるビジネスとしての野球観など選手とはまた違った目線で見ている点は非常に興味深く読めました。
最近報道されたスタジアム運営会社の売却など収益にたいしてコミットしている姿勢もエンターテイメントとしてだけでなくビジネスとして飽くなき探求心をもって球団経営に臨んでいる同社の姿勢が本書を読んで知ることができました。
また、同社の創業者でもある南場智子氏の著者『不格好経営』とは違う目線で書かれたのDeNAでの出