【感想・ネタバレ】黒子の流儀のレビュー

あらすじ

DeNA会長、横浜DeNAベイスターズ初代オーナー春田真氏が綴る、DeNA「不格好経営」の舞台裏。

【目次】
第1章 球界参入
運命の日/驚愕の資料/横浜DeNAベイスターズ誕生 ほか
第2章 銀行員時代
内気な幼少期/家族のこと ほか
第3章 ベンチャー
「年俸600万円で!」/決心/女性の恐ろしさ ほか
第4章 DeNA事件簿
モバゲーの誕生/社会問題となったモバゲー ほか
第5章 野球への想い
球団オーナーという役職/高田さんのGM就任 ほか

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Posted by ブクログ

ネタバレ

DeNAの成長を南場社長の黒子として支えてきた春田氏の自叙伝的な位置づけの本。ベンチャーというと、イケイケドンドンなイメージが先行するが、春田氏のように銀行出身の緻密な実務家がいたからこそ、DeNAはあそこまで成長できたのだと実感。特に自主規制団体の立ち上げや公取委の立ち入りといったドロドロした部分の話を楽しく読めた。1つのロールモデルとして参考になった。

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2020年01月11日

Posted by ブクログ

DNAの元会長春田さんのDNAの不恰好経営の舞台裏を綴った話。南場さんの本の対になっている内容。春田さんがDNAと巡り合うまでの件が自身には刺さりました。メモ。(1)最後の決断は部長がするが、部下たちはその前に自分がどういうことをしたいかを考えて行くのが住友のやり方といえた。仕事に対するアプローチの仕方が違っていた。
(2)高いところから始めれば、後で落ちて行っても合格点ギリギリのところでゴールに辿り着けるチャンスが残る。
(3)出資比率というのはある程度固まってしまうと、中々修正する事が出来ない。…より多くの経営の自由度が得られたはずだ。

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2015年07月25日

Posted by ブクログ

『不格好経営』の外伝といった趣きの本。
同じ出来事でも人が違えば見方が違うので、ひとつの会社がいろんな困難を乗り越えて大きくなっていく過程を複数の視点で見ることができるのは面白い。
また、こちらの本では DeNA ベイスターズ成立への過程が語られていて、プロ野球・スポーツビジネス関係に興味のある人にも面白いと思う。

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2015年05月28日

Posted by ブクログ

住友銀行京都支店長は京都著名人の裏人脈表を持ってたとか、楽天は露骨に球界参入を妨害してきやがったとか、ベイスターズとしては交流戦は金にならんので思い切って減らす提案したとか、かなりオープンにぶっちゃけてる。不恰好経営とかぶりうるが、他の目線からでひとつ、と前書きにあったが、被ってるところはあまり魅力的ではなくかぶっていないとこのほうがいきいきしてた印象。

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2015年04月19日

Posted by ブクログ

南場智子『不恰好経営』の内容を別レイヤーから見た一冊。南場さんの本では多く記されていなかった球界参入が詳しく書かれていて、筆者の野球への思い、ひいてはDeNAが持つベイスターズへの思いがより伝わりました。

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2024年03月07日

Posted by ブクログ

DeNAの裏側。
南場さんが表側なら、春田さんが裏側かな(けっして悪い意味じゃない)。
結構オススメよ。

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2015年05月27日

Posted by ブクログ

DeNA元会長の人の本。南場さんの本に続いてこれもなかなか面白い。
プロ野球球団買収についての当事者の話は貴重だと思う

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2015年05月23日

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球団買収の裏話はもちろん、何よりも会社初期の半端ないバイタリティーが感じられて、刺激になる。
熱量高い一方で、冷静に俯瞰的な物事の見方を絶対に失わないところがすごいな。

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2015年04月21日

Posted by ブクログ

野球界に参入した時のこと,自らの銀行員時代, DeNA へのジョインと様々な事件簿,そしてベイスターズのこれからのこと,という構成.

銀行員時代の話はよくある経営者の自叙伝といった「よくある感じ」は否めず.
DeNA の成長する過程は,いろんな事件がありながらも総じて勢いのあるなかで王道を突っ走ったんだなという印象.当事者として綴るのが苦しい部分も読み手にわかりやすく伝わっていることも含めて,読んでて面白かった.

ベイスターズ買収については,当初積極的に「モバゲーベイスターズ」とサービス名をチーム名に冠することを検討していたがかなわず,「DeNAベイスターズ」としてでもベイスターズを買収するべきかと検討したこと,その結果として DeNA という企業のブランディングをそれまでに無い深さで検討した,という話が非常に興味深かった.
「上手く行かなければすぐ売り払っちゃうんでしょ」という声に対し,長期保有でしぶとく,そして地域に貢献した経営をする姿勢を見せれば DeNA という企業に対する世間の見方も変わってくる,というのも球団保有のメリットの一つだという.
なるほど,さまざまな成長痛を伴いながら,そしてあまり理解の得られないような「モバイルでのゲーム」で大きくなってきた企業からみた日本プロ野球の魅力にはそんなものもあるんだな,と興味深かった.
ただ,「横浜にとっては利益にならないから交流戦を減らした」など,一人の野球ファンとして疑問に思えるような発言も少なからず見受けられて,なんだかなぁと思ったシーンも多い.そこも含めて包み隠さず言っちゃうのがこの企業の,この人のよいところだとも思うんだけどね.

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2015年04月18日

Posted by ブクログ

春田さんのdenaやベイスターズへのスタンスを知れた。もっとdenaでの業務についてや仕事のしかたについてもしりたかった。

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2019年10月27日

Posted by ブクログ

DeNAの元取締役会長で球団買収の際に奔走され、同社の発展を支えてきた春田真氏の生い立ちや同社での足跡等についてかかれた一冊。

球団オーナーとしての野球に対する熱い思いやDeNAという会社からみるビジネスとしての野球観など選手とはまた違った目線で見ている点は非常に興味深く読めました。
最近報道されたスタジアム運営会社の売却など収益にたいしてコミットしている姿勢もエンターテイメントとしてだけでなくビジネスとして飽くなき探求心をもって球団経営に臨んでいる同社の姿勢が本書を読んで知ることができました。

また、同社の創業者でもある南場智子氏の著者『不格好経営』とは違う目線で書かれたのDeNAでの出来事も非常に興味深く読めました。
特に、上場時の準備に関することや公正取引委員会が臨店した際の取り調べに関しては氏の思いと共に熱く書かれており印象に残りました。
あと、上場時の準備の激務の際にドラクエで息抜きをしていたというエピソードは心に残りました。

南場氏の右腕として、退任時には守安氏とともに経営の中心を任されてきた春田氏の『不格好経営』を読んだときに気になっていた春田氏の横顔が本書でわかりました。
銀行員時代、そしてDeNAでの経験が氏を更なる高みへとあげていること、そしてこの先また新しい挑戦でどんな結果を出していくのか楽しみになる一冊でした。

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2016年01月22日

Posted by ブクログ

DeNAの経営者が描く、経営の舞台裏。球団設立や社長交代などここまで描いていいのかというくらい。経営のレイヤーでおきていることが知れる貴重なノンフィクションとして楽しめた。

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2016年01月11日

Posted by ブクログ

事業をやるつもりでdenaに入って、ずっと管理サイドだった、というところは面白い。
ただ、不恰好経営、と比較すると、ぶっちゃけ話が少ないせいか、物足りない気がする

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2015年12月20日

Posted by ブクログ

サラリーマンから南場さんとの出会いにより、
役員、そして、球団のオーナーへ。
それは目の前の仕事一つ一つに努力されてきた結果なのだと思われる。
また、周りの意見に流されず、自身の考え方を尊重されてきたことも大きいと感じられる。
テンポよく読みやすい作品でした。

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2015年05月08日

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