関口暁人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
シリーズ1作目(らしい)。
タイトルに惹かれて読んでみた。
どんな俺様な刑事が登場するのかと思いきや。
いや、俺様だけれども。
タイトルそのままでした。
「神野現人(じんのあらひと)」というネーミング!
更には「御神日美子(おんがみひみこ)」という、
卑弥呼(?)を連想させる副総監まで登場しちゃいました。
主人公の小野皇子(おのこうこ)という名前もいろいろ想像できます。
ミステリー要素としては、
トリック物とかではなくて、
深夜の犯行の為、関係者各位のアリバイも曖昧なことから、
主に動機面からの推理展開でした。
皇子視線で語られているので、
捜査班から外されたり、
犯罪被害者ケア係(通称マルシー)に異動したり、
いろいろ悩みながら関係者の話を聞いて歩くのですが。
だんだん誰も彼も怪しくなってきて、
最後まで誰が犯人か絞り込めませんでした。
そして何よりも。
「反魂チャンスです。」
「ファイナルアンサー?」
「では張りきって、いってらっしゃいませ」
といった決め台詞のようなものの数々で、
それまでの自己推理は全て吹っ飛んでしまいました。
そういう展開?!
伏線らしきものもあるし、
なにより皇子のお父さんの事件が残っているので、
次回作はそのあたりの話かな。 -
Posted by ブクログ
知人を殺害された事により、配属移動を希望した主人公。
そこにいたのは、やたらに偉そうな自称神様の上司。
うっかり、こいつ大丈夫か? と思わずにはいられない
仕事でなければ関わりあいたくもない上司。
しかも上の息子ときては…どう考えても
権力で好き勝手しているようにしか見えません。
彼がいなければ、ごく普通(?)に話は進み
無茶もなく、東奔西走するだけ。
けれどひとたび彼が入ってくれば…。
真相としてはすごいものがありましたが
最後まで到達して、ようやく上司の発言が
たわごとではなかったんだな、と。
しかし言い方と言うかやり方と言うか
誰もが分からない事を平然と口にされても
変な人、というだけ。
こんな状況、あったらすごくありがたいですが。 -
Posted by ブクログ
シリーズ2作目。
現在進行形の事件捜査と、5年前の猟奇事件。
事件関係者が重複するので、誰も彼もみな怪しい。
容疑者がコロコロ変わる感じで読ませます。
でもそういったミステリー的展開に加えて、
神様の生態が気になる一冊でした。
前回のように蘇りまで迷いの無い一直線ではなく、
今回は選択如何では未来が変わりそうな予感があって、
俺様・神野も流石に悩んでおりました。
私もちょっと考えた。
人間誰しも、過去に戻ってやり直してみたい、
分岐点のような時があると思われますが、
実際に戻れちゃったらどうなるのか。
未来は本当に変わるのか。
内容紹介のように「涙腺が決壊」する程ではありませんでしたが、
前作では俺様なだけだった神野が、
別の一面を見せてちょっと人間くさくなりました。
そうするとやはり気になるのが神野の年齢。
見たまんま人間としての年齢なのか、それとも・・・?
伏線なんかも考え合わせるといろいろな可能性がありそうです。