矢作芳人のレビュー一覧

  • 開成調教師の仕事

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    よく稼ぎ、よく遊べ。そんなスローガンの矢作厩舎。
    組織論、人づくり論、勝てるチーム作り、について書かれている。
    牧場周りを怠らず、海外へ足を運び、先見の目を常に持っている。
    社会主義が強く、強いものに不利なるルールを課すJRA。それに屈せず、立ち向かう矢作調教師。

    厩務員は、2頭持ち、攻め専が調教をつけるなど、厩舎システムが勉強になった。
    トレセンの坂路に屋根の設置、低酸素馬房、など厩舎の設備を充実させなければならない。

    また、競馬全体を盛り上げるために、マイレージ制の導入、海外の馬券販売、カーニバルデーの設置の推奨。

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    2014年03月03日
  • 増補改訂版_開成調教師_~安馬を激走に導く厩舎マネジメント~

    ono

    ネタバレ 購入済み

    ダービー2勝きゅう舎

    コントレイルのダービー翌日に読みました。ダービーはトップジョッキーを起用しましたが、希望するジョッキーを確保できずとも、レースの条件(距離や競馬場)を主眼に選択させるとのことでした。その他、矢作きゅう舎躍進のノウハウは書かれていてなるほど思わせる1冊。

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    2020年06月06日
  • 増補改訂版_開成調教師_~安馬を激走に導く厩舎マネジメント~

    Posted by ブクログ

    厩務員=大企業の安定さとベンチャー的な楽しさ
    厩舎=一企業の経営者として考える
    仕事は「馬の仕入れ」「馬の出し入れ」「番組選び」
    ゲート試験問題
    客観的な基準 30mで何秒かという提案

    JRA共産主義の批判
    JRAとNARの統一
    高校野球の原理で地方から馬が集まるほうが盛り上がるだろう

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    2014年03月14日
  • 開成調教師の仕事

    Posted by ブクログ

    開成高校出身でJRAの調教師でトップクラスの成績を収める矢作芳人氏が自身の調教師としての仕事の向き合い方について書いた一冊。

    2014年当時グランプリボス、ディープブリランテ、スーパーホーネットと活躍馬を出していた氏が
    馬の仕入れ、馬の出し入れ、番組選びの3つを調教師の仕事としてどのように仕事を行なっているかということが詳細に書かれており、普段見ている競馬の裏側を深く知ることができました。
    矢作ラインなどの人との繋がりで有力馬を探すことやよく遊ぶという厩舎の姿勢は競馬に対するイメージも変わるものでした。
    また、色々な人を雇う調教師としてのマネージメント術も多く書かれており、リーダー論も参考に

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    2018年11月24日